赤ちゃんの目が見え始める時期は?視力の発達において重要な事とは?

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赤ちゃん

赤ちゃんの目って可愛らしいですよね。

アイコンタクトを取ることは赤ちゃんとのスキンシップの一つでもあります。

しかし、赤ちゃんの頃はまだ目がよく見えていない、なんてことを耳にしますよね。

実際、赤ちゃんの視力は成長の過程の中で徐々に発達していくため、最初の頃は目で認識できるものが限られています。

目は体において重要な機能の一つであるため、目の発育には関心をもって見守る必要があると言えるでしょう。

今回は赤ちゃんの「視力」についてご説明させていただきます。

赤ちゃんの目の発達について、理解を深めておきましょう。

1.「視力」とは?

視力とは、目で物体の形式を識別する能力のことを言うようです。

視力の定義はいくつかに分類することができます。

1-1.動体視力

動いている物を視線を逸らさずに持続的に識別できる視力。

1-2.静止視力

目、または見つめる対象物が静止している場合の視力。

1-3.裸眼視力

視力を矯正する器具を使用しない状態の視力。

1-4.矯正視力

メガネ・コンタクトレンズなどで矯正を行っている場合の視力。

1-5.近見視力

近くの対象物を見るときの視力。

1-6.遠見視力

遠くの対象物を見るときの視力。

1-7.片目視力

片方の目で対象物を見た場合の視力。

1-8.両目視力

両目で対象物を見た場合の視力。

1-9.深視力

対象物との遠近感や、立体感を正しく把握するための視力。

 

俗にいう視力の良し悪しはこれらの基準をもとに定められます。

これらの視力が充実することで、人は目で見てあらゆるものを認識することができます。

2.視力の重要性

人間には「五感」と呼ばれる感覚があります。

・視覚(しかく)
・聴覚(ちょうかく)
・触覚(しょっかく)
・味覚(みかく)
・嗅覚(きゅうかく)

これらの感覚をもとにあらゆる情報を意味のあるものとして認識することができます。

いずれの感覚においても、失ってしまったり機能が低下してしまうと、生活に支障をきたすくらいの大きな影響を及ぼしてしまいます。

ひとつひとつの感覚が重要ですが、その中でも「見るための感覚」である「視覚」は、脳が得る情報のうちの80%を占めていると言われています。

人の感覚機能において、視力は重要な機能であると言えるでしょう。

3.赤ちゃんは目が見えていない?

よく、生後間もない赤ちゃんの目は見えていないと聞きますよね。

実際、生まれたばかりの赤ちゃんの視力は0.01~0.02ほどしか見えていないとされています。

目を動かすといった動作がまだスムーズにできなかったり、認識できる色が黒・白・灰と限定されていることもあるため、赤ちゃんが目で認識できるのはシルエット程度だと考えておきましょう。

ただし「明るい」や「暗い」などといった光の情報は判別できているようです。

それは、赤ちゃんがママのお腹の中にいる時から備わっている能力のようです。

4.赤ちゃんはいつ頃から目が見えるようになる?

では、はたして赤ちゃんの目はいつ頃から見えるようになるのでしょうか?

赤ちゃんの目は成長の過程の中で段階的に見えるようになっていきます。

ここでは、時期毎の赤ちゃんの目の見え方について挙げていきます。

4-1.生後1~2ヶ月頃

生後1~2ヶ月頃を迎えると、赤ちゃんの目は徐々に物の形や色を認識できるようになります。

黒・白・グレーといった色しか識別できなかったのが、徐々に赤や黄といった色を識別できるようになります。

また、物の動きを目で追うことができるようになります。

ただし、左右の目を連動させて動かすことがまだ難しいため、この頃までは黒目が外側を向いていることがあるようです。

これは、成長の過程の中で少しずつ改善されていくようです。

4-2.生後3~4ヶ月頃

この頃になると、赤ちゃんの視力は0.1くらいまで上がっています。

識別できる色の数も増え、左右の目を連動して動かすこともできるようになってきます。

一点を凝視する仕草や、動く物を目で追う「追視」も見受けられることでしょう。

ママやパパのシルエットもシルエットもだいぶわかるようになってきているはずです。

4-3.生後5~6ヶ月頃

この頃の視力はだいたい0.2くらいまで上がっているようです。

まだなんとなく見える程度の視力ではありますが、この時期は他の体の機能も発達してきているころです。

手・指・首など体を活発的に動かせるようになり、目からの情報と連動して動かすようになります。

おもちゃで一緒に遊んであげて、たくさん刺激を与えてあげると良いでしょう。

首がすわり顔を動かせるようになることで、目を動かすだけよりも視野が広がることとなります。

今まで以上の情報量が赤ちゃんの脳に行き届くこととなるので、赤ちゃんの脳がどんどん発達していきます。

「人見知り」が始まる時期でもありますが、これは接する人の顔が認識できるようになってきているサインでもあります。

4-4.生後10ヶ月~11ヶ月頃

この頃になると、物体の奥行や高さといったものがわかるようになってきており、見ている物を立体的に捉える事ができるようになっているようです。

目で見た情報をもとに手を動かす、などといった行動がとれるようになるため、脳への刺激がより増えると言えるでしょう。

積み木などの頭を使えるおもちゃ遊びがオススメとなってきます。

色の識別もより鮮明に行えるようになってくるので、現職に近い色をたくさん見せてあげると良いでしょう。

4-5.1歳頃

1歳を迎えると、視力は0.3くらいまで上がってきます。

細かなものも認識できるようになってくるため、これまで以上に赤ちゃんの行動が積極的になってくるでしょう。

好奇心から赤ちゃんがいろんなことに挑戦したり、触れてみようとしたりする場面も増えてきます。

赤ちゃんはなにが危険な事かを判断する能力がまだまだ乏しいことも考え、ママ・パパがちゃんと赤ちゃんの様子を見守っていてあげることを心掛けておいてください。

この頃になると、見たものを記憶しておく能力も発達してきているため、赤ちゃんが急速に成長し始める時期でもあります。

赤ちゃんとのコミュニケーションを今まで以上に大切にしていきましょう。

 

赤ちゃんの視力の発達には、脳へたくさんの刺激を与えてあげる事が重要となります。

おもちゃで一緒に遊んであげたり、コミュニケーションをたくさん取るようにし、赤ちゃんと積極的にスキンシップを図るようにしてあげてください。

6.「視力」と「脳」の関係性

上記で述べているように、赤ちゃんの視力には脳の働きが大きく関係してきます。

目で見たものが何なのかを判断するには、見たものを「視神経」を通じて脳で判断するという作業が必要になります。

まだまだ経験が不足している赤ちゃんの場合だと、見たものがなんなのかを判断するための材料が足りていない状態であると言えるでしょう。

毎日いろんなものを見て、色んな情報を脳にインプットしてあげることで、次第に「判断力」が身についていきます。

視力はこの「判断力」を養う作業の繰り返しによって発達されていくと考えられます。

赤ちゃんの視力の発達には、脳にたくさんの刺激を与えてあげて、赤ちゃんの経験値を増やしてあげる事が重要であるということを覚えておきましょう。

5.「目」で注意すべきこと

目の健やかな発達を促すうえで、注意しておくべき症状をいくつか挙げておきます。

5-1.充血

目が充血してしまう原因は、外部からの刺激や病気による炎症と、目の酷使による疲れなどをあげる事ができます。

目の充血には「緑内障」などの予兆を示すものも含まれているそうで、場合によっては目に重大なトラブルを与えてしまうものもあります。

頻繁に起こる目の充血ですが、注意が必要な場合もあるということを覚えておきましょう。

5-2.黄斑変性症

目やにのようなものが目の奥に溜まってしまう症状です。

発症すると、視界が歪む、視界がぼやけるなどといった症状が見受けられるようです。

失明してしまうケースもあるようなので、要注意が必要な症状です。

5-3.斜視

左右の目を連動して動かすことが難しい状態にある赤ちゃんは、左右の目が少し離れていたり、外側を向いていたりといった「斜視」となる傾向もあるようです。

斜視は、目と脳の連携がスムーズに行われていないことが関係しているとも言われています。

成長するにつれて改善されていく症状ですが、生まれながら斜視をもっている子も中にはいるようです。

赤ちゃんの斜視が心配な方は、お医者さんに相談してみても良いかもしれません。

 

赤ちゃんの目はとても繊細です。

目に起こりうるトラブル等に気をつけ、目が健やかに発達するように促してあげましょう。

6.最後に

目が見えるようになってくると、赤ちゃんの世界観は一気に広がります。

目で見て色々なものを判断できることは、赤ちゃんの今後の成長においても重要な能力であると言えるでしょう。

赤ちゃんの目を守ること、赤ちゃんの視力の健やかな発達を促してあげる事は、ママ・パパがしっかりと対応してあげるべきことです。

日頃から赤ちゃんの目の様子を伺い、たくさん刺激を与えてあげるようにしましょう。

積極的にスキンシップを図るようにし、赤ちゃんの健やかな成長を見守ってあげてください。

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