
赤ちゃんは多くの時間を部屋の中で過ごすことになります。
ママのお腹の中から出てきた赤ちゃんにとって、外の世界はまだまだ不慣れな事ばかりです。
居心地の良い過ごしやすいお部屋を造ってあげることで、赤ちゃんも安心して生活することができるのではないでしょうか?
今回は赤ちゃんのための部屋造りのポイントをご紹介します。
快適な空間となるよう整えてあげましょう。
目次
1.赤ちゃんの成長には整った「環境」が大事
生後間もない赤ちゃんは、ママのお腹の中から出てきたばかりでまだまだ不慣れな事ばかりです。
いろいろな刺激や体験をもとに赤ちゃんは成長していくことになります。
赤ちゃんが過ごすことになる環境は今後の成長に大きく影響してくると言えるでしょう。
ママ・パパは赤ちゃんが快適に過ごせる環境を整えてあげる必要があります。
2.赤ちゃんのお部屋に必要な物
赤ちゃんの生活を支えてあげるため、育児に必要なアイテムは常に身近にあるべきであると言えます。
赤ちゃんが過ごすお部屋には、以下の物を用意しておくようにしましょう。
2-1.寝具
赤ちゃんは一日のほとんどを寝て過ごすこととなります。
いつでもどのような時間でも、赤ちゃんがしっかりと睡眠できるための寝具を用意しておいてあげましょう。
メインとなるベッドや、お昼寝をするためのシートなどがあると良いでしょう。
2-2.オムツ・衣類
赤ちゃんはまだトイレでウンチやおしっこをすることができません。
赤ちゃんのお世話をする上でオムツの交換は頻繁に行う事となるので、身近に用意しておく必要があります。
また、体温調整が上手に出来ず汗っかきでもあるので適切な服装とできるように衣類も多く置いてあることが望ましいでしょう。
2-3.お世話グッズ
オムツ以外にも、赤ちゃんをお世話してあげる上で必要となるものはたくさんあります。
必要となるものを洗い出し、一通りの物を用意しておくようにしましょう。
足りないものがあった場合は、その都度追加すると良いでしょう。
2-4.遊具
赤ちゃんは遊びの中からたくさんの刺激を受けます。
手に持って遊べるおもちゃや、動き回りやすいマットなどを用意しておいてあげるようにしましょう。
赤ちゃんお気に入りの物を集めておくと良いと思います。
どのような状況でもスムーズにお世話ができるような環境を整えておく必要があります。
必要なもの洗い出し、あらかじめ準備しておくようにしましょう。
3.快適な空間にするためのポイント
赤ちゃんが快適に過ごせるスペースづくりのポイントを挙げていきます。
3-1.睡眠できるスペースの確保
一番大切なのが睡眠スペースの確保です。
ベビーベッドを用意し、お世話がしやすい位置に設置しましょう。
ベビーベッドの上では赤ちゃんが寝るだけではなく、おむつ交換などのお世話スペースともなります。
どの位置からも赤ちゃんの様子が伺えるような位置が良いでしょう。
メインとなるベビーベッド以外にも、お昼寝ができる簡単なお布団やシートなどもあると良いでしょう。
3-2.お世話グッズを配置
オムツやおしりふきシート、お着替えやワセリンなど、赤ちゃんのお世話をしてあげるために必要なものはたくさんあります。
一式をまとめたものを使用しやすい位置に置いておくようにしましょう。
持ち運びしやすい形にしておくとよりスムーズに使うことができるかと思います。
赤ちゃんを移動させた際も使用する機会はあるかと思うので、各部屋に設置してあると便利です。
3-3.お世話グッズをストックしておけるスペースを確保
オムツなどの消耗品は、気付いたら無くなってしまっていることもあるかと思います。
お世話グッズは常にストックがある状態が好ましいです。
ストックを確保しておけるスペースも用意しておくと良いでしょう。
ストックを多めに持ち合わせておくことで、想定外の出来事などにも落ち着いて対処することができるかと思います。
3-4.遊べるスペースの確保
赤ちゃんはたくさん遊ぶことで体や心の発育が促されます。
赤ちゃんが心置きなく、楽しく遊べるスペースを用意してあげましょう。
プレイマットを敷き詰め、お気に入りのおもちゃなどを置いてあげると良いでしょう。
おもちゃは赤ちゃんをあやしてあげるアイテムにもなります。
赤ちゃんを移動させた先々においてあると便利かもしれません。
設置する場所、置いてある物などは一定にしておくと行動がしやすくなると思います。
試行錯誤しながら環境を整えてあげるようにしましょう。
4.部屋造りにおける注意点
お部屋造りをする上で注意しておくべきことをいくつか挙げます。
4-1.日当たり・風通しを良く
太陽の光を受け、心地の良い風が通る部屋は過ごしていて気持ちがいいですよね。
赤ちゃんにとっても同じことだと思います。
適度な日差しと風が入り込むように工夫してみましょう。
影響が強すぎると逆に不快に感じることもあるかと思うので注意してください。
4-2.お世話グッズのストックは切らさないように
お世話グッズは常に切らさないようにしましょう。
常にストックがあることで安心感とスムーズなお世話に繋がります。
ストックの状況はこまめにチェックしてあげてください。
4-3.危険物を身の回りに置かない
倒れてきたり、落ちてきたり、踏んづけてしまったりしたら危険となるものを部屋に置かないようにしましょう。
赤ちゃんは予想しない行動や動きをすることもあります。
危険となり得る可能性をあらかじめ軽減しておいてください。
赤ちゃんの様子は常々見守るようにしておきましょう。
4-4.緊急時の連絡先や行動を確認しておく
赤ちゃんに何らかのトラブルがあった場合、どのような行動を取るべきなのかをあらかじめ確認しておくようにしましょう。
また、かかりつけの病院などの連絡先を目に見える形で置いておくと便利です
みんなで共有できる情報にもなります。
4-5.こまめに掃除する
お部屋は常に清潔であるように努めましょう。
定期的に掃除をして、ホコリやゴミなど取り除くようにしてください。
換気なども行い、気持ちのいい空気を入れてあげるようにしてください。
4-6.室温にも気を遣う
まだまだ体調調整が上手に出来ない赤ちゃんにとって、適切な室温も重要になってきます。
赤ちゃんの様子から、暑いのか、寒いのか、快適なのかを察知し、状況に応じて室温を調節してあげるようにしてください。
赤ちゃんの目線となり、どのような環境であれば赤ちゃんが過ごしやすいかを考えてあげるようにしましょう。
赤ちゃんにとって不快・危険であると考えられることを軽減していけるようにしましょう。
5.ママ・パパにとっても過ごしやすい部屋にしよう
赤ちゃんのお部屋は、一緒にママ・パパが過ごすことにもなる部屋です。
ママ・パパにとっても過ごしやすい部屋となるようにしましょう。
物を置く位置や使い方などを共有し、協力し合って育児を行えるといいですね。
ママ・パパが快適に生活していると、赤ちゃんも安心して成長していけるのではないでしょうか。
6.たくさんの思い出を作ろう
赤ちゃんのころの多くを過ごすことになる部屋には、これからの成長の記録がたくさん詰まっていくこととなります。
大きく見えたベビーベッドが小さく見えてきたり、たくさん交換していたオムツを卒業したり、だんだんと変化を遂げていく赤ちゃんの様子をいっぱい見ることができます。
いろんな経験や体験をしながら、赤ちゃんとの大切な時間を過ごしてください。
赤ちゃんのために整えてあげた部屋は、きっと思い出の詰まったかけがえのない空間になりますよ。
7.最後に
赤ちゃんはママのお腹から出てきて、また世界が一気に広がっていきます。
いろんな物を見て、いろんな音を聞いて、いろんな物に触れて、たくさんの刺激を受けて成長していきます。
赤ちゃんが安心して成長・生活ができる環境を整えてあげることが、ママ・パパの役目であると言えるでしょう。
赤ちゃんと一緒に過ごす大切な空間を、赤ちゃんのことを想いながら造ってあげるようにしてください。
そして、赤ちゃんとの思い出をたくさん作りながら、今後の健やかな成長を見守っていきましょう。
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