赤ちゃんの歯を守ろう!5つの方法で乳歯の虫歯対策!

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赤ちゃんは生後6ヶ月頃を迎えると、だんだんと歯が生えてきます。

赤ちゃんの頃に生えてくる歯を「乳歯(にゅうし)」と呼びます。

この乳歯は後に永久歯と呼ばれる大人の歯に生え変わるわけですが、赤ちゃんの時期だけとはいえ乳歯もとても重要な役割を果たしています。

乳歯を大切に守ってあげることもママ・パパの役目となります。

乳歯が与える赤ちゃんの成長への影響などについて理解を深めておくと良いでしょう。

今回は赤ちゃんの「乳歯」についてお話させていただきます。

虫歯についても触れておきますので、今後の育児の参考にしてみてください。

1.「乳歯」とは

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簡単に言うと、子どものときに生える歯のことです。

上下合わせて20本生えます。

この頃の頭の大きさ・あごの大きさに合わせて生えていき、成長に合わせて本数が増えていくそうです。

エナメル質や象牙質が薄いため、軟らかい性質で虫歯にもなりやすいとされています。

乳歯の役割・効果についていくつか挙げます。

1-1.赤ちゃんが食べ物を噛んで食べれるようになる

歯があることで、ちょっとした固形の食べ物でも噛んで食べることができるようになります。

硬い食べ物を噛み砕くことの重要性も学ぶことになります。

食の幅が広がり、食育の大きな前進になると言えるでしょう。

1-2.噛むことで脳を活性化させる

噛むことで得られる刺激もたくさんあります。

噛む感覚で得られた情報が脳に伝達されることで、活性化に繋がると考えられます。

たくさん噛めば噛むほど、脳をたくさん使うことになるかと思います。

1-3.言葉を発するうえでの発音が良くなる

言葉を発する際にも歯は重要な役割を担います。

歯があることで、ハッキリとした発音でしゃべれるようになります。

赤ちゃんがだんだんとしゃべれるようになってくる背景でもあります。

1-4.永久歯が生えるまでの繋ぎ

人は成長する過程で歯も生え変わります。

最終的に人生のほとんどを支える歯を永久歯と呼びます。

乳歯は、この永久歯が生えてくるまでを繋いでくれる歯でもあるのです。

 

 

赤ちゃんの成長においても、乳歯は重要な存在であると言えるでしょう。

大人になると生え変わる永久歯のためにも、ケアをしっかりとし、大切に守ってあげなければいけないですね。

2.乳歯はいつ頃から生え始めるの?

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赤ちゃんの歯は、実はママのお腹の中にいるときからすでに作られ始めています。

妊娠6週~7週頃には乳歯の芽となる歯胚(シハイ)が形成されはじめ、10週目には乳歯のもとが全て出来上がり、赤ちゃんのあごの成長に合わせて出てくる出番を待っている状態になっているようです。

そして、生後6ヶ月頃を目途に、徐々に生え揃っていきます。

生えてくる順番もある程度決まっているそうですよ。

以下に時期や順番の目安について挙げておきます。

 ①生後6~9ヶ月頃・・・下の前歯(2本)

 ②生後9~10ヶ月頃・・・上の前歯(2本)

 ③生後11ヶ月頃~1歳頃・・・上下の歯(4本)

 ④1歳2ヶ月頃~1歳6ヶ月頃・・・奥歯「第一乳臼歯」(4本)

 ⑤1歳9ヶ月頃~2歳頃・・・犬歯(4本)

 ⑥2歳6ヶ月頃・・・奥歯「第二乳臼歯」(4本)

2歳6ヶ月頃を迎えると、一通りの乳歯が生え揃うようです。

ただし、歯の成長も赤ちゃんそれぞれ個人差があります。

上記のような時期だったり順番でないことももちろんあります。

歯の生え方で心配になったり、焦ったりすることはないでしょう。

また、乳歯が生え始める頃はどうやら歯ぐきがむず痒く感じるようです。

この時期の夜泣きや不機嫌の原因の一つにもなっているかもしれません。

3.乳歯のお手入れは重要!

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赤ちゃんの歯を守ってあげるうえで、一番気を付けなければいけないのは「虫歯」です。

乳歯が虫歯になってしまうと、後々に生えてくる永久歯にも影響が出てしまう可能性があります。

ここでは虫歯になってしまう原因と、それを防ぐ対策方法についてご説明します。

3-1.虫歯の原因

虫歯となる原因についてです。

虫歯になってしまう懸念事項は多々あるようです。

3-1-1.虫歯菌

虫歯は「虫歯菌」に感染することで発症します。

たとえば、虫歯菌の一つに「ミュータンス菌」があります。

ミュータンス菌は糖分を栄養にして酸を出すそうです。

この酸が歯の表面を覆うエナメル質というものを溶かすことで虫歯となります。

エナメル質は歯を口の中の細菌から守ってくれる効果がありますが、乳歯はそのエナメル質が大人の半分しかないそうです。

乳歯は大人の歯より虫歯になりやすいと言えます。

しかし、赤ちゃんは虫歯菌を持たずに生まれてくると言われています。

虫歯菌さえなければ虫歯にはなりません。

そんな赤ちゃんに虫歯菌が繁殖してしまう原因の一つがママ・パパである可能性があるのです。

ママ・パパに虫歯があると、赤ちゃんも虫歯になってしまう恐れがあります。

3-1-2.歯の角質の問題

歯は食事をするたびに溶けていきます。

これを「脱灰」と呼びます。

ただ、ずっと溶けたままの状態というわけではありません。

溶けた歯を戻す「再石灰化」という現象が同時に行われる仕組みとなっています。

口の中ではこの「脱灰」と「再石灰化」が繰り返し行われています。

虫歯がエナメル質内のものであれば「再石灰化」で治る可能性がありますが、その下の柔らかい「象牙質」という所まで入ってしまうと一気に進行していくようです。

3-1-3.生活環境の問題

赤ちゃんに甘い食べ物ばかりを食べさせていたり、食後に歯磨きをしないといった状況を作ってしまうと、それだけ虫歯になるリスクが高まります。

ある程度の自浄作用を守るためには、口内環境を健康な状態に保っておく必要があるのです。

生活の基盤を作っていかなければいけない時期でもあるので、この頃から歯を守ることを意識した取り組みをしておかないと、虫歯が出来やすい状況となっています。

普段の生活の中で虫歯を誘発する可能性があるものは、あらかじめ除去しておかなければなりません。

それはママ・パパが整えてあげるべき環境だと考えます。

3-2.虫歯の対策方法

虫歯を対策する方法についてです。

上記で挙げた虫歯の原因と照らし合わせてみてください。

3-2-1.まずはママ・パパの虫歯の治療

原因のところで挙げた通り、赤ちゃんは虫歯菌を持っていません。

感染の多くの原因はママ・パパの虫歯菌が赤ちゃんに移ってしまう事だと言われています。

赤ちゃんと近い距離で接することが多いことを考えると、虫歯菌が移ってしまいやすいのです。

まずは、ママ・パパの口内環境をきちんと整えておく必要があるでしょう。

たとえ虫歯がなくても、一度歯医者さんに出向いて口内環境を確認しておくことをオススメします。

3-2-2.食べ物の口移し、食器の共有などをしない

虫歯菌が感染するルーツを断つことが重要です。

食べ物を口移しで食べたり、ママ・パパ達が使っているスプーンや箸などを一緒に使わないようにしておきましょう。

赤ちゃんはなんでも口に入れたがる習性もあるため、赤ちゃんの身近に置いておかない方がより良いと思います。

赤ちゃんが使う食器は赤ちゃんだけが使うよう徹底しておくなどすると、感染のリスクが軽減されます。

3-2-3.おやつなどの甘い食べ物を控える

おやつなどの甘いものが食べれるようになってくると、どうしてもたくさん与えてしまいがちですよね。

赤ちゃんも甘いものが大好きです。

しかし、甘いものには糖が多く含まれており、ミュータンス菌の繁殖はこの糖が原因とされています。

甘いものをたくさん食べるということは、それだミュータンス菌を口内に増やしてしまう可能性があるということを覚えておきましょう。

3-2-4.歯磨きを怠らない

やはり虫歯対策の基本は歯磨きと言えるでしょう。

虫歯菌が歯に付着するのを少しでも防ぐように努めることが大事です。

赤ちゃんは自分で歯磨きをすることができないので、ママ・パパが正しい歯磨きのやり方を覚えて、しっかりケアしてあげてください。

歯を磨くことの大切さを赤ちゃんに覚えてもらういい機会にもなることでしょう!

 

 

虫歯になりやすい、なりにく体質を決定する時期は歯が生えそろう2歳半頃だと言われています。

この時期までの生活が、赤ちゃんの歯の今後に大きく関わってきます。

虫歯に対して細心の注意をはらい、しっかりと対策をとってあげましょう!

赤ちゃんの歯を守ってあげられるのはママ・パパだけです。

5.乳歯の歯磨きについて

乳歯を守るうえでは適切な歯磨きを実施することも大切です。

ここでは乳歯の歯磨きを行う上での注意点などについて触れておきます。

5-1.歯磨きの注意点

赤ちゃんの口内環境はとても繊細です。

赤ちゃんの歯磨きにおいては以下の2点について注意してください。

5-1-1.強くゴシゴシとは磨かない

赤ちゃんの歯や歯茎はまだまだ弱いため、ちょっとした強い刺激でも傷ついてしまうことがあります。

ブラシの先が細かったり硬かったりなどすると、赤ちゃんが痛がってしまうかもしれないので注意してください。

赤ちゃん用の歯ブラシを使用し、力加減も調整するようにしてください。

5-1-2.大人用の歯磨き粉は使用しない

大人用の歯磨き粉は発泡剤や研磨剤が含まれているため、誤飲してしまうと体に悪影響を与えてしまう可能性があります。

誤飲してしまっても問題のない赤ちゃん用の歯磨き粉を使用するようにしましょう。

歯磨き粉の味に不快感を持たれてしまうことも考えられるので、イチゴやオレンジなどの味や香りがついているものが良いでしょう。

 

5-2.上手な歯磨きのポイント

赤ちゃんの歯を磨いてあげるのはママ・パパです。

上手に歯磨きをする上でのポイントをおさえておきましょう。

5-2-1.赤ちゃん用の歯ブラシ・歯磨き粉を使用する

注意点でも挙げたように、赤ちゃんの口に適した歯ブラシ・歯磨き粉を使用する必要があります。

<歯ブラシ>

・柄が握りやすい
・柄が色つき・キャラクター
・ブラシは柔らかくて密集している
・毛先が滑らかになっている
・カットがギザギザしていない

<歯磨き粉>

・泡が立ちにくいジェルタイプ
・フルーツなどの味・香りがある
・フッ素が配合されている

これらを意識してチョイスすると良いでしょう。

使用していて赤ちゃんが不快そうにしているようであれば、選びなおしを見直すようにしてください。

5-2-2.赤ちゃんが動き回らないように固定する

歯磨きは歯ブラシを口の中にいれて行うため、喉に当たってしまうなどの危険もあります。

適切な歯磨きを実施するためには、まずは赤ちゃんが動いてしまわないように固定しておいてあげる必要があります。

歯磨きに不慣れな赤ちゃんにとっては、最初はなかなか落ち着かないかもしれませんが、回数を重ねて徐々に歯磨きになれていってもらうようにしましょう。

そうすれば、歯磨きの時間も落ち着いていることができるようになるかと思います。

5-2-3.毛先を直角に当て優しく細かく動かく

大人になるとゴシゴシと力強く歯磨きをする方もいらっしゃるかと思いますが、赤ちゃんの場合は厳禁です。

優しく磨いてあげることが基本です。

・ペンを持つように握る
・優しすぎるくらいの感覚で
・歯の表面に対して直角にあてる
・5mm幅くらいで細かく動かす

これらを意識してみるようにしましょう。

ママ・パパも数をこなしていくことでどんどん上達していくはずです。

5-2-4.歯磨きを楽しい時間にしてあげる

赤ちゃんが歯磨きを嫌いになってしまわぬよう、楽しい時間作りも重要です。

赤ちゃんが嫌がっている様子であれば、以下のような取り組みをしてみてください。

・一旦切り替えて、遊んであげる
・磨いているとき・磨き終わった後に褒めてあげる
・音楽を流す
・ママ・パパが交互にバランスよくやる  など

赤ちゃんがイヤイヤして暴れている最中に歯磨きをしていると、喉付きをしてしまったりの原因にもなります。

まずは赤ちゃんに歯磨きが好きになってもらえるように雰囲気づくりをしてみましょう。

 

 

大人の歯磨きと、赤ちゃんの歯磨きは違います。

赤ちゃんの立場になり、どのように歯磨きしてもらえるのが心地の良いものなのかを考えながら実施してみるようにしましょう。

決まった時間に行うなどして、習慣付けてみてください。

6.乳歯の健康=赤ちゃんの健やかな成長!

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乳歯の健康状態は、そのまま赤ちゃんの健やかな成長に直結していると言えるでしょう。

たとえば、虫歯になってしまい歯を抜かなければいけないようなことになるとします。

そうなると、歯が足りないぶん噛むという行為がうまくできなくなったり、変な噛みぐせがついてしまう可能性があります。

食事がうまくできないと食欲が低下し、そのまま体重の低下などにつながる襲れがあるでしょう。

赤ちゃんの今後の成長に影響を及ぼしかねません。

また、乳歯に異常があるとあごの発達にも悪影響を与えます。

あごは骨格や容姿を形成したり、発音や発声の手助けも担っています。

あごが上手に発達してくれることが、赤ちゃんの成長にとって大事だということは言うまでもありません。

急激に成長が進んでいくこの頃の赤ちゃんにとっては、乳歯が健康な状態であるということは、それだけ重要なことなのです!

7.最後に

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乳歯についてポイントをおさらいします。

<役割・効果>

・食べ物を噛んで食べることができる
・脳の活性化に繋がる
・発音が良くなる
・永久歯が生えるまでの繋ぎ

<虫歯の対策方法>

・ママ・パパの虫歯治療
・口移し・食器の共有などを控える
・甘いものを控える
・しっかり歯磨きをする

<歯磨きの方法>

・赤ちゃん用の歯ブラシ・歯磨き粉を使う
 ・赤ちゃんが動き回らないように固定しておく
・優しく磨く
・赤ちゃんにとって楽しい時間となるようにする

 

乳歯は赤ちゃんから子どもの時期のみという短い期間でしか活躍しません。

最終的には抜け落ちてしまいます。

しかし、この乳歯があってくれるからこそ、その後の一生を支える永久歯が生えてくるのです。

赤ちゃんの成長においても、乳歯が与える影響は絶大だということがおわかりいただけたかと思います。

歯は一生を共にするパートナーです。

少しずつ生えてくる乳歯を守ってあげながら、赤ちゃんの成長を実感しましょう!

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