タバコでもアレルギーになるって本当?化学物過敏症とはいったい?

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タバコ

近年、「アレルギー」という言葉をよく耳にするようになりました。

アレルギーは日本の人口な約3分の1の人がもっているとされています。

なにかしらのアレルギーを持ち、お悩みになられてる方も多いのではないかと思います。

そんなアレルギーの一つに「タバコアレルギー」があるのをご存知でしょうか?

聞きなれないアレルギーですが、タバコでもアレルギーになり得る可能性があるのです。

喫煙される方も、喫煙されない方も、タバコのアレルギーについて理解を深めておく必要があると言えるでしょう。

今回はタバコが原因となるアレルギーについてご説明させていただきます。

タバコの煙には注意すべきことがたくさんあるようです。

1.タバコのアレルギーについて

タバコの煙には「主流煙」と「副流煙」があります。

フィルターを介して喫煙者の肺へと運ばれる煙が「主流煙」、タバコの先端から出る煙を「副流煙」となります。

タバコの先端から出る副流煙には数百種類もの化学物質が含まれているそうです。

この化学物質が原因となり、アレルギー反応を引き起こしてしまうことがあるとのことです。

この際のアレルギーの多くを「化学物過敏症」と呼ぶようです。

タバコにおけるアレルギーは、副流煙が主となることから喫煙者の周辺にいる方に発症しうる可能性が高いと考えることができます。

2.「化学物過敏症」とは?

化学物過敏症とは、微量の薬物や化学物質に反応してしまうことで健康に被害を及ぼしてしまう症状のことをいうようです。

一種の環境病であるとされています。

人の体においては薬物であったり化学物質を受け止められる量が決められており、その許容量を超えてしまうとアレルギー反応を引き起こしてしまいます。

発症の原因や度合いには個人差があり「本態性環境不耐症」とも呼ばれるようです。

化学物質過敏症の症状は様々あり、主に以下を挙げることができます。

2-1.粘膜刺激症状

・結膜炎
・鼻炎     など

2-2.消化器症状

・下痢
・便秘
・自立神経障害   など

2-3.循環器症状

・不整脈
・動悸    など

2-4.精神症状

・不眠
・記憶困難
・集中困難
・うつ

2-5.中枢神経障害

・頭痛
・疲労感
・発熱   など

 

これら以外にも多様な症状が見受けられるようで、場合のよっては普段の生活に支障をきたしてしまうほどの症状ともなりかねないようです。

3.タバコアレルギーの症状

タバコでもアレルギー反応を引き起こしてしまう可能性があるということはご理解いただけたかと思います。

では、タバコアレルギーの際にはどのような症状が見受けられるのでしょうか?

タバコアレルギーの際の症状について挙げていきたいと思います。

3-1.鼻水が止まらなくなる

鼻の粘膜が刺激されることにより、鼻水が出るようになる。

3-2.咳が出る

喉の粘膜が刺激されることにより、喘息のような咳が止まらなくなる状態になる。

3-3.息切れ

肺の機能が衰え、ちょっとした運動や何もしていない状態でも息切れしてしまう。

3-4.呼吸困難

息切れの症状も含め、症状が重くなると呼吸が上手に出来なくなる。

 

これらのように呼吸器系に影響を与えることが多いようです。

他にも、

・頭痛
・吐き気
・悪心
・蕁麻疹
・発赤
・目のかゆみ

などの症状が見受けられることもあるようです。

これらの症状が重複して現れることも多いようです。

症状を放置して、より重度のアレルギー反応を引き起こしてしまうと危険度が高まってしまいます。

思い当たる症状が見受けられた場合は、病院へ行き早めにお医者さんに診ていただくことをオススメします。

4.タバコアレルギーの検査方法

タバコアレルギーの疑いがある場合は、検査をする必要があります。

基本的には病院での問診となるでしょう。

症状の発症や緩和の様子を具体的にお医者さんに伝えられるようにしておきましょう。

その情報がタバコアレルギーであるかの判断に必要となってきます。

また、「コチニン測定」と呼ばれる検査もあるようです。

コチニンとは、ニコチンが代謝されたものをいうようです。

コチニン自体に有害性はありませんが、本来は体内に存在しないものであるとして、このコチニンの濃度をもってどのくらいの煙を吸いこんでいるのかが判断できるということになります。

尿や血液からコチニン測定を行うようです。

検査するにあたって、健康保険が適用できない病院もあるようなので、事前に禁煙外来について調査しておくと良いでしょう。

5.タバコアレルギーの対策方法

タバコアレルギーは喫煙者のみならず、副流煙を吸うことになる周囲の方々にも発症しうるアレルギーです。

自分はタバコを吸わないから関係ない、といった話ではないのです。

喫煙者の方はもちろんですが、非喫煙者の方も可能な範囲で対策をしておく必要があると言えるでしょう。

以下でタバコアレルギーの対策方法の例をいくつか挙げさせていただきます。

5-1.喫煙者の対策

タバコを吸われる方が注意すべきこととなります。

5-1-1.喫煙の量を減らす

喫煙する機会を減らすように心掛けましょう。

上記で述べたように、人の体においては化学物質を受け止められる量は決められてます。

煙を摂取する量が多いほど、アレルギーが発症する可能性は高まってしまうことになります。

人それぞれにその器の大きさは違うようですが、吸う量を極力減らすようにすることで発症のリスクを軽減することができます。

5-1-2.度数の小さいタバコに変える

タバコは「ニコチン」と「タール」という物質から形成されています。

これらの物質が少ない方がアレルギーを発症するリスクは軽減でいると考えられます。

度数を示す「mg」の表記を確認し、小さいものを選んでみるようにしましょう。

度数が小さいと、吸っている感覚も軽減されてしまうことで逆に量が増えてしまうことも懸念されます。

バランスを大切にするようにしましょう。

5-1-3.喫煙所にいる時間を短くする

近年は喫煙スペースが設置されている場所も増えてきました。

喫煙者が集まるこのスペースでは、それだけ煙も終結する場所であると考えられます。

主流煙以外にも副流煙を多く吸うことになるであろうこのスペースで長い時間を短くしてみるようにしましょう。

タバコの煙を吸う機会を減らす努力をしてみてください。

5-1-4.タバコをやめる

タバコをやめてしまうのも一つの手であると考えます。

もしかしたら、一番いい方法であると言えるでしょう。

タバコの煙を吸う機会を断つことで、アレルギーが発症する可能性を根本的になくすことができると思います。

とくに周囲の方への影響を気にされる方は、これを機に禁煙に挑戦してみるのも良いでしょう。

5-2.非喫煙者の対策

タバコを吸われない方が気をつけるべきことです。

5-2-1.今後もタバコを吸わない

継続して、タバコを吸わないことをオススメします。

タバコを吸い始めるきっかけは人それぞれにあるかと思いますが、吸わないことほうが健康的であると言えるでしょう。

喫煙することでアレルギー発症のリスクが高まるようであれば、吸わないことの方が懸命でしょう。

5-2-2.喫煙所に近寄らない

喫煙スペースにはたくさんの副流煙が舞っていると考えられるでしょう。

喫煙所の近くを通ることで、自然とタバコの煙を吸い込んでしまう形になってしまうため注意が必要です。

喫煙スペースや、喫煙者付近を通るときは煙を吸うことになるかもしれないということを認識しておきましょう。

5-2-3.マスクをする

マスクをしてみるのも一つの手かもしれません。

直接的に煙を吸い込んでしまうよりも軽減でいるのではと考えます。

マスクも機能的なものが増えてきたことでより効果的であると言えるでしょう。

外出先などに工夫してみてください。

5-2-4.身近な喫煙者に控えるよう伝える

身近に喫煙される方がいて、どうしても副流煙を吸う機会があるという方も

中にはいらっしゃるかと思います。

環境や状況によって仕方なくなってしまっているかもしれませんが、その方たちに喫煙を控えるように伝えてみるのも一つの手です。

ちょっとした勇気や配慮によって、お互いにとっていい環境を整えることもできるのではないかと考えます。

喫煙を控えてもらうことで、その人にとってもメリットがあるということを謳ってみましょう。

 

基本的にはタバコの煙を吸う機会を減らすことがアレルギー対策に繋がります。

喫煙者・非喫煙者の両社が環境を整える努力をしてみましょう。

6.適切な喫煙を実施すること

タバコの煙には人にとって悪い影響を与えてしまう場合もあります。

今回のアレルギーについては、喫煙者のみならず周囲の非喫煙者にも影響を及ぼす可能性があることになります。

喫煙者の方は、周囲の方への配慮を忘れないようにすることが必要となるでしょう。

完全に防ぎきるのは難しいのかもしれませんが、家の中での喫煙や歩きタバコなどをしないようにする心掛けてみてください。

タバコを吸う上での最低限のマナーを守ることで、喫煙者と非喫煙者が適切な関係でいることができるのではないかと思います。

タバコアレルギーが発症してしまう可能性は誰にでもあるのだということを覚えておきましょう。

7.最後に

実は、タバコの煙は何気ない瞬間に吸い込んでいます。

それは、喫煙している人のみならず、その周囲にいる人においても言えることなのです。

その無意識的に吸い込んだ煙が原因となり、アレルギー反応を引き起こしてしまうこともあるというのですから、注意が必要ですよね。

アレルギーの症状が重度のものとなってしまうと、普段の生活にも悪影響を及ぼしかねない危険なものであるということを認識しておくようにしましょう。

タバコを吸われる方、吸われない方が上手に共存できるよう、タバコについての知識をしっかりと身に着けておくようにしましょう。

 

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