タバコに含まれる「ニコチン」とはどのような成分なのか?健康状態への影響は?

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タバコ

タバコの一番有名な成分が「ニコチン」ではないでしょうか?

誰もが一度は耳にしたことがあるかと思います。

タバコはこのニコチンを摂取するための嗜好品ですが、喫煙者の方はなぜニコチンを求めるのでしょうか。

タバコは健康へ悪影響を与える可能性があることが強く謳われています。

それでもタバコを吸い続けてしまう理由にニコチンの作用が大きく関わっているのです。

喫煙者の方は、今後の喫煙生活を見直す意味でもニコチンについて理解を深めておく必要があると言えるでしょう。

今回はタバコの成分「ニコチン」についてご説明していきます。

1.タバコの主な成分

タバコには多くの化学物質が含まれています。

その中には致死性のある有害物質や、がんを作るとされる物質もあります。

数にすると約4000種類もの化学物質の集合体となるようです。

あまり耳にしない物質ばかりかもしれませんが、みなさんでも知っているであろう物質が「ニコチン」と「タール」ではないでしょうか。

タバコはニコチンを摂取するためのものですが、タールやその他の物質はニコチンをより摂取しやすくするためにあるとされています。

タバコ=ニコチンと受け取ることができるため、タバコを吸う上ではニコチンのことをよく理解しておかなければなりません。

2.ニコチンとは

では、ニコチンとはいったいどのような成分なのでしょうか?

ご存知の通り、ニコチンはタバコに含まれる主成分です。

神経へ刺激を与える作用があるようで、この作用が「落ち着き」や「集中力UP」などといった効果を生み出すようです。

一服という言葉があるように、リラックスするためのアイテムとして用いられることもあります。

脳はニコチンと結合することで快楽を得られる受容体をもっているようで、その特性を活用していると言えるでしょう。

しかしその反面で、血管が収縮することによる血圧上昇や、   などの可能性も懸念されてしまうようです。

健康状態に与えるダメージはけして小さいとは言い難いのですが、それでも喫煙者がタバコを断続的に吸ってしまうのはニコチンには依存性があるからだと考えることができます。

ニコチンの依存性はとても強く、タバコをやめようと思ってもなかなかやめることができずに悩んでいる方もたくさんいます。

ニコチンの作用において一番注意しなければいけないことと言えるでしょう。

3.タバコによる健康への悪影響

タバコには多くの有害物質が含まれており、健康に害を与える可能性があるのはニコチンだけではありません。

タバコ全体で見ても、気にしておくべきリスクは多々あります。

ここではタバコによる健康への悪影響について触れておきます。

3-1.がん

タバコは発がんのリスクを高めると強く謳われています。

実際、喫煙者は非喫煙者よりもがんを発症する可能性が高いと医学的にも証明されているようです。

がんは最悪の場合、命にもかかわる重大なトラブルです。

発見が遅れるだけで治療の手立てが難しくなってしまう場合もあるため、十分な注意が必要となります。

3-2.肺・呼吸器の機能低下

タバコの煙は吸いこんで肺まで行き届くことになります。

有害物質が肺の中で滞在すると、肺の機能は著しく低下していってしまうようです。

肺や呼吸器の機能は年々衰えていくものですが、タバコはそのスピードを速めてしまっていると言えます。

場合によっては呼吸困難を引き起こしてしまうかもしれないので注意が必要です。

3-3.頭痛や吐き気

タバコの煙が影響して、頭痛や吐き気といった症状を引き起こすこともあります。

これは拒絶反応として捉えることができます。

自然と発せられる黄色信号なのではないでしょうか。

これらが慢性的に発症するようになってくるとより重いトラブルを引き起こす可能性もあるため、注意してください。

3-4.周囲の方の健康状態

タバコの先から出る煙を「副流煙」と呼びます。

副流煙からも有害な物質がたくさん出ているとされており、周囲の方がこの煙を吸ってしまうことを「受動喫煙」と言います。

副流煙の有毒性もかなり強いと言われ、そのせいで吐き気をもよおしたりアレルギー反応を引き起こしてしまう場合があるようです。

喫煙は自分のみならず、周囲の方の健康状態にも悪影響を与えてしまう可能性があるということを認識しておきましょう。

 

タバコは吸えば吸うほど健康状態を脅かします。

時には周囲の方への配慮もしっかりとしなければなりません。

4.「ニコチン中毒」に要注意

タバコが身近にないと落ち着かない、一日に何本もタバコを吸ってしまう、などといった様子が見受けられる方は「ニコチン中毒」の可能性があります。

これは長期に渡って禁煙してきた方に多く、ニコチンに強く依存してしまっている状態であると言えるでしょう。

「中毒」と呼ばれるように、身体的な問題のみならず、精神的な問題も抱えてしまっていることが考えられます。

一度ニコチン中毒になってしまうと、タバコをやめようとした際に大きな反動が訪れ、逆に体調を崩してしまったりストレスを抱えてしまったりする恐れがあります。

この場合は病院で医者の指示を仰いで医学的な療法を必要とすることもあります。

ニコチン中毒は自身では気付きにくかったり、度合いも人それぞれであるため、対処がなかなか難しいものとされています。

自身の精神状態に異変を感じたり、他者から指摘を受けたりした場合は、一度病院に行って相談してみることをオススメします。

5.早めに禁煙に取り組もう

ニコチンは一度体内に摂取されるとなかなか体外に排出されにくいものです。

潜在的に体の中に滞在し続けるものとなるので体外に出し切るには時間がかかってしまいます。

もし禁煙を検討されている方は、早めに取り組むようにしてみましょう。

自身がニコチンに強く依存していると感じられる場合は、以下の点に注意して禁煙に挑戦してみてください。

5-1.「離脱症状」を理解する

禁煙に挑戦すると訪れるのが離脱症状です。

禁断症状とも呼ばれ、タバコが吸えないことに対するストレスや体の拒絶反応で体調を壊してしまったりする恐れがあります。

タバコに依存していた方ほど、この症状は大きなものとなります。

誰にでも起こり得る症状なので、まずは症状の詳細についてしっかりと理解を深めておきましょう。

実際にそのような症状が見受けられた際の初動に繋がってくると思います。

5-2.徐々に本数を減らしていく

いきなり吸う本数を0にするのが難しいという場合は、本数を徐々に減らしていく形で取り組むようにしてみましょう。

持ち歩くタバコの数を限定するなどし、ある程度の欲を抑止できるようにしてみてください。

前よりも吸う量が減ってくればそれだけでも前進です。

目標を立てることでより効果が得られるかと思います。

5-3.代用となるアイテムを活用する

吸いたい衝動を無理に抑えようとせず、代用品などで凌いでみるのも一つの手です。

主なアイテムとしては、

・禁煙パイポ
・電子タバコ
・iQOS(アイコス)

などを挙げることができます。

いろいろ試しながら、自分に適したアイテムを見つけてみてください。

まずは挑戦してみると良いでしょう。

5-4.規則正しい生活のリズムを作る

食生活、睡眠などの生活リズムを安定させるようにしましょう。

これらが健康体の基盤となります。

禁煙生活を支えてくれるのも規則正しい健全な生活であると言えるでしょう。

禁煙を達成させた際も、この基盤が出来あがっていればより良い生活が送れるようになっているかと思います。

5-5.医者に相談しながら適切な対処を行う

一番は専門の方の指導を受けることです。

禁煙するうえで感じるストレスや、体調の異変などを相談してみると良いでしょう。

自身の現状に適した治療方法を伝授してくれるかと思います。

 

無理をして体調を悪くしてしまっては元も子もありません。

急激な変化は体にとっても負担となりかねないので、徐々に取り組んでいけるように工夫してみてください。

6.最後に

ニコチンは脳に快楽を与える作用があります。

やはり人は快楽を求めてしまう生き物であるため、この感覚を一度味わってしまうとなかなか抜け出せなくなってしまうものです。

タバコに依存してしまう原因の一つと言えますが、これはいざタバコをやめようと思った時でないと気付けなかったりもします。

タバコは依存してしまうものだということは常に念頭におきておかなければなりません。

タバコが与える健康への悪影響を認識していても、それでもタバコを吸い続けてしまうのは将来の健康を見据えた行動が取れていないと捉えることができます。

まずは今後の自分がどのような生活を送っていきたいかを考えることが大切です。

思い描く将来にタバコは必要ないと感じたら、禁煙に挑戦してみるようにしましょう。

 

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