猫の去勢や避妊はすべきなのか!?メリットとデメリットを知ろう!

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ネコ

猫をお飼いになられる方に必ず直面する問題である「メス猫の避妊、オス猫の去勢」。この問題は室内飼い、室外飼い、また一頭飼い、複数頭飼いなど、どのパターンにおいても発生します。発情期に入っても繁殖することができなかったり辛い思いをさせるのはかわいそうですよね。

猫は避妊しないと猫にとっても、また飼い主にとっても様々な問題が発生します。家族の一員となった愛猫のことをしっかり考えて避妊、去勢を行いましょう。

今回は猫の避妊、去勢について説明したいと思います。是非当記事をご覧になって愛猫の将来について考えてあげてください。

1.メス猫は避妊すべきなのか

まずはメス猫の避妊について説明していきます。行わないメリット、デメリット、行うメリット、デメリットについて説明していきたいと思います。個体差はありますのでその点はご理解ください。

1−1.メス猫の発情について

メス猫は生まれてから大体5〜10ヶ月程度で異性を受け入れることができるようになり、その後定期的に発情期が訪れます。発情期は2月〜9月と暖かくなってきてから暖かい期間が終わる頃までに3回から4回ほど訪れると言われています。その後、異性を受け入れられるようになってから長い子だと死ぬまで発情する子もいます。

1−2.メス猫の発情期の行動について

メス猫は発情期に以下のような行動をおこします。

・大きな鳴き声を出す(いつもとは異なる甘えたような声や、犬の遠吠えのようなものもある)

・ロードシス(四つん這いになっておしりを突き出す格好)

・頭や首を壁や人の足などになすりつける

・尿スプレー(マーキング行動の一貫でそこら中におしっこをする)

・ローリング行動(地面に寝っ転がってゴロゴロする)

・雄猫の絡みを受け入れる(普段はほとんど受け入れない)

・性欲を発散できないストレスからくる食欲不振や興奮行動

それぞれの猫において示す行動は異なり、判断はしにくいのですがやはり通常時とは明らかに様子が異なることがわかるはずです。やはり飼い猫が上記のような行動を示すと心配ですし、大きい声で鳴かれたりそこら中におしっこされたりすると飼い主としても大変ですよね。

1−3.メス猫の避妊のメリットは?

毎年3、4回上記のような行動を示す発情期が訪れるメス猫。避妊手術を受けることで以下のようなメリットがあります。

・上記のような発情期行動を示さなくなる

・乳ガンの可能性が減る

・卵巣ガンなどの生殖期関連の病気にかからなくなる

・望んでいない妊娠を防ぐことができる

病の可能性が減り、また発情期の行動を示さなくなるということで非常にメリットが強いと感じます。発情期の時の猫はストレスが溜まりやすく、体への負担がかかります。そういったことを考えると避妊手術が必要であるということがおわかりいただけるかと思います。

1−4.メス猫の避妊のデメリットは?

ここまでメス猫の避妊のメリットについて説明してきましたが、ではデメリットはあるのでしょうか。

・絶対に子供を産めない

・全身麻酔で行う避妊手術のリスク

デメリットと言えば上記のものがあげられます。子供が産めなくなってしまうのはメス猫にとって少しかわいそうな気がします。また、避妊手術は全身麻酔で行います。猫にとって麻酔は非常に負担であり最悪の場合死至ることもあります。これは必ず医師にしっかり相談、確認をした上で行えば問題ないと思います。

また、他にも太りやすいや性格が変わるなどといったことを言われたりしますが性格には解明されていません。この点はあまり気にする必要はないでしょう。

1−5.メス猫の避妊手術のタイミングは?

それぞれによって個体差はあるのですが、生後6ヶ月以内に行うことが推奨されています。

特に捨て猫などの場合は生まれてからどのくらいの期間が経っているか判断が非常に難しいです。すぐに獣医さんにみていただき避妊手術のタイミングを決めていきましょう。うちの子は獣医さんと相談した結果、生後9ヶ月くらいのところで行いました。

2.オス猫は去勢するべきなのか

次はオス猫の去勢について説明していきます。

2−1.オス猫の発情について

オス猫の発情は、メス猫の発情期に合わせて発生します。メス猫と同様生後5ヶ月〜10ヶ月程度から陰茎にトゲが生え生殖行動が可能になります。また季節も同様の時期に発生しやすくなります。

オス猫は生涯性欲をキープし続けるため、発情行動はなくなることはほとんどありません。

2−2.オス猫の発情行動について

オス猫の発情期の行動は以下のようなものがあります。

・尿スプレー行動

・外に出たがる

・荒々しくなる、喧嘩する

・大きな声で鳴く

こちらもメス猫と同様それぞれの猫によって行動は異なりますが、通常時とは明らかに違う行動をとります。

2−3.オス猫の去勢のメリットは?

オス猫が去勢手術を行うメリットはどのようなものがあるのでしょうか。

・毎年くる発情期のストレスから解放される

・精巣ガンなどの生殖器における病のリスクがなくなる

・望んでいない妊娠を防ぐことができる

こちらもメス猫と同様、発情期のストレスから解放されるというのが非常に猫にとっても良いことなのかなと思います。

2−4.オス猫の去勢のデメリットは?

去勢のデメリットは、メス猫の避妊と同様です。

・絶対に子供を作れなくなる

・去勢手術にリスクがある

オス猫の場合は、男性ホルモンが無くなりますので性格が穏やかになると言われています。

2−5.オス猫の去勢手術のタイミングは?

個体差はありますが、生後10ヶ月程度で性成熟期を迎えます。そこで一度発情行動を覚えてしまうと癖になってしまう可能性があります。メス猫と同様ですが、獣医さんと相談しながら生後6ヶ月程度の時期に行うのが良いそうです。猫の体調や成長具合を見ながら獣医さんが手術をすべき時期を考えてくれます。

3.避妊手術の費用はどのくらいかかる?

1頭大体1万5000円から3万円程度かかると言われています。メス猫の方が高く、1日〜2日の入院が必要です。オス猫は日帰りもありますし、大事をとって1日入院させる場合もあります。かかる病院によって値段も異なります。

ここで1つ朗報です。

猫の避妊手術は国から助成金が出る可能性があります。

毎年、捨て犬や捨て猫が数十万頭以上、殺処分されています。よって国として殺されてしまう命を増やさないようにということで避妊手術の助成金を出しています。都道府県、また各自治体で異なりますが5000円程度の助成金が出ます。住まれている地域で調べてみましょう。

4.最後に

ここまで、猫の避妊、去勢、また手術について説明をしてきました。

さらに赤ちゃんを産ませて一杯増やしたいという願望がない限り、極力避妊手術を受けるべきとお感じいただけたのではないかと思います。元々赤ちゃんを産ませる予定がないのに避妊せずに猫に辛い思いをさせるのもかわいそうですよね。

また、望んでいない妊娠から生まれてきた子を捨てたりするのは絶対やめましょう。

ペットは家族の一員です。猫の将来、また飼い主の将来のことをしっかり考えて避妊するか検討していきましょう。

 

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