猫が下痢をする8つの原因。特徴やその他の症状から特定しよう。

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ネコ

人間の下痢に様々な原因があるように、猫の下痢にも様々な原因があります。

人間はお腹が痛く、下痢になった時に自ら思いつく原因に対して、対策なり予防をし克服します。しかし、猫は飼い主が行動を起こさない限り治りません。

今回は猫の下痢についてまとめていきます。是非、愛猫が下痢をした際の原因の特定や対策などの手助けになればと思います。

1.猫が下痢をする原因を特定しよう

猫が下痢をするということは何らかの異常を示しています。便はその猫の健康状態を知るために非常に重要だと言われています。

考えられる原因はたくさんあるため、これだという特定は難しい可能性もあります。

よって飼い主だけの判断は危険な場合もあります。獣医師の意見を聞くことも非常に大切です。

1−1.日頃の食事やキャットフード

日々食べているキャットフードや、食べる量などによって下痢を起こすことがあります。

餌をたくさんあげ、肥満気味になっている猫が下痢をしている場合は、餌の量を調整するようにしましょう。

また、日頃与えているキャットフードが猫に合わない場合、下痢や便秘などを起こす場合があります。日頃は固いコロコロの便がでるのに、キャットフードを変更したら下痢をするようになったというケースも多いと言われています。

ドライフードを与えている場合は基本的には固いコロコロの便がでることが多いです。与えるフードを変えず、いつも通りの量を与えているのに下痢をするようになったら、その他の原因が考えられます。

1−2.異物を飲み込んでしまった

ゴム、何かの蓋、ボタンなどの異物を飲み込んでしまった場合、消化不良により嘔吐や下痢を引き起こします。

また、異物が腸まで達してしまうと腸閉塞になり、命に関わることもあります。

誤飲はその可能性を疑わない限り中々気づきません。腸まで達してしまうと取り出すのは非常に大変で大掛かりな手術になります。

よって、絶対に猫が飲み込んでしまいそうなサイズの異物を放置しないよう心がけましょう。

1−3.ストレス

人間もストレスによって下痢、便秘を繰り返しますが、猫も同様です。

猫は様々なことにストレスを感じています。以下のようなものに注意しましょう。

・猫トイレが不潔

・大きい音

・引越しなどの環境変化

・食事の時間が不適切

・新たな同居猫が増える

・見たことない人がいる など

ストレスは日頃から注意しないと溜まってしまいます。どうしても猫に負担をかけてしまうようなケースもあるかとは思いますが、そういったことを繰り返さないようにしましょう。

1−4.食物アレルギー

猫は食物アレルギーの場合、下痢をすることがあります。

小麦や大豆などの穀物のアレルギーやたんぱく質にアレルギー反応を示すと下痢になりやすいと言われています。

食物アレルギーかどうかは検査をしてみないとわかりません。

愛猫のアレルギー検査をすることで、健康管理に活かしていきましょう。

1−5.与える水の温度

猫に水を与える場合に、冷たい水を与えてしまうとお腹の弱い子はすぐに下痢をしてしまう可能性があります。

極力ぬるま湯程度にしたものを与えたほうが良いでしょう。

1−6.毒物や薬

猫は食べてはいけないものがたくさんあります。食べ物だと、チョコレート、レーズン、長ネギ、トマト、ナス、エビなどたくさんあります。

こういった物を食べると症状の1つとして下痢になることが多いです。人間の飲み薬、殺虫剤、タバコなどについても同様で、命にかかわる場合もあるため絶対に猫に近づけないようにしましょう。

また、他の症状により獣医師から与えられた薬を猫に与えたことにより下痢を起こす場合もあります。酷い場合は獣医師に相談するようにしましょう。

1−7.寄生虫

寄生虫がお腹の中にいると症状として下痢がでることが非常に多いです。

室内飼いの場合は、ノミに含まれる瓜実条虫などに注意が必要ですが、ノミの対策をしていれば基本的に寄生虫に侵される可能性は低いです。室外の場合は、様々な場所に寄生虫は存在するため注意が必要です。

1−8.ウイルス感染症やその他の病気

ウイルス感染症や病気の初期症状として下痢や便秘、また嘔吐などがでることが非常に多いと言われています。

猫パルボウイルス、猫白血病、猫エイズウイルス感染の初期症状、また胃腸炎、十二指腸潰瘍、胃潰瘍、その他の内臓疾患など様々な病気が考えられます。また、悪性腫瘍などの可能性もあります。

ウイルス感染や病気の場合は、その他の体調不良の症状がでることがほとんどです。下痢だけでなく、その他の異常部分にもしっかり目を向け、病気の可能性を疑いましょう。

2.猫が下痢をした時の確認ポイントとは

猫が下痢をした際に注目すべき点は以下のようなものがあげられます。

・下痢に血が混ざっているか

・寄生虫のようなものがいないか

・どの程度の期間つづいているか

・下痢以外にその他の悪い症状が出ていないか

・下痢の色が白、黄色っぽいか

・粘着性があるか など

まずは、病気やウイルス感染の可能性を疑うためにも、便の状態とその他の症状についてじっくり観察しましょう。いつもと異なる様子を見せるようであれば、必ずその行動についてメモをとっておいてください。病院で診断を受ける際に非常に重要な手掛かりになるかもしれません。

汚いですが、下痢便を写真に撮ったり猫の様子を動画に撮り獣医師に確認してもらうのは非常に効果的です。

血が混ざっていたり、粘着性のある下痢の場合は非常に危険な場合もあります。すぐに獣医師に相談するようにしましょう。

3.子猫や高齢の猫は特に注意が必要!?

子猫や高齢の猫が突然下痢をするようになった場合は注意しましょう。子猫は免疫力が弱く、ちょっとした風邪でも死んでしまう可能性もあります。

高齢の猫は内臓疾患を起こし始めている可能性が高く、早期の発見が一番の治療になります。日々同じ食事をし、同じように過ごしているのに、下痢をし始めた場合は、病院で検査をしてもらったほうが懸命でしょう。

4.猫が下痢をした時、飼い主として注意すべきこととは

猫が下痢をした場合の対処として、以下のことに注意しましょう。

・水分補給をしっかりする

・食事を無理やり与えない

・興奮させない

・多頭飼いの場合、他の猫と接触させない(下痢している猫を特定すること) など

下痢を起こしていると飲み物を与えるとさらにお腹を壊すのでないかと勘違いしがちですが、多くの水分を含んだ下痢をしているため逆に脱水に注意しないといけません。

また、胃を少し休めることによって下痢が治ることもあると言われています。お腹が空いてそうにしていても食事制限をするのも1つの手です。

多頭飼いの場合は、下痢をしている猫の原因を特定できるまで極力他の猫との接触をさけるようにしましょう。感染症などの場合、他の猫にもうつってしまう可能性があります。

5.最後に

今回は猫の下痢についてまとめてきました。

便は健康状態を知るための非常に大切な生理現象と言われています。ほんの些細なことが原因で便が変わることがあります。

様々な原因がある中、病気などの可能性もあることを理解した上での対応を心がけるようにしましょう。病気の場合は、早期発見、早期治療が下痢を長引かせないためにも一番大切なことです。

愛猫の健康管理は飼い主にしかできません。健康的な愛猫との楽しいペットライフを過ごせるよう祈っております。

 

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