絶対に防ぎたい猫白血病!正しい対策と予防を理解しよう。

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猫

猫を飼う方には是非覚えておいていただきたい病気の1つ「猫白血病ウイルス感染症」です。

人間でも白血病にかかると完治させるまで大変な闘病生活が続きますが、猫も同様です。

私の愛猫は、猫白血病と猫エイズに感染し2歳に亡くなりました。その時は非常に苦しい時間を過ごしました。

今回は猫の白血病について解説いたします。猫白血病はどのような病気なのか、またどのように予防、対策をすれば良いのかを知ることで、愛猫の健康に役立てていただければと思います。

1.猫白血病ウイルス感染症とは

猫白血病ウイルス

猫白血病ウイルス感染症とは、猫白血病ウイルス(FeLV)に感染し免疫力の低下から様々な病気を併発します。

猫白血病ウイルスに感染すると、1ヶ月程度でウイルスが全身の血液を巡り、最終的に骨髄に至ります。骨髄は赤血球や白血球を作る唯一の器官です。

骨髄に猫白血病ウイルスが侵入すると、持続的に血液にウイルスを排出するようになります。その後免疫力が低下し、様々な病気を併発し死に至ります。

2.猫白血病ウイルスの感染経路とは

ネコ

猫白血病ウイルスの感染はウイルスを持つ猫から以下のものを通じて感染すると言われています。よって感染した猫と触れあわなければ感染することは基本的にはありません。

・母子感染

・母乳

・唾液

・血液

・涙 など

基本的に空気感染はしないと言われており、猫白血病ウイルスは唾液に多く含まれているため感染した猫に噛まれたり、舐められた時に感染する経口感染が多いと言われています。

経口感染は年齢によって危険度が異なります。

免疫力の弱い生後まもなく経口感染した場合は、ほぼ100%で持続感染(骨髄からウイルスを持続的に血液に送り込む状態)します。生後6ヶ月程度だと50%、1年だと10%と言われてます。

しかし、経口感染した時に風邪をひいていたり免疫力が弱っているとそのまま持続感染してしまう可能性もあるので注意が必要です。

3.猫白血病ウイルスに感染した猫の症状とは

猫

猫白血病ウイルスに感染すると、初期症状として以下のようなものがあります。

・発熱

・貧血

・食欲不振

・下痢

・リンパ節の腫れ

・口内炎 など

猫白血病ウイルスに感染し、発症までは大体1ヶ月程度かかると言われています。そこまでに免疫力の高い猫であればウイルスを自然と排除してしまうこともあると言われています。よって猫風邪のような症状が一時的にでて、そのままケロっと治癒してしまうこともあります。

しかし、ここで猫白血病ウイルスに持続感染してしまうと、免疫不全や免疫異常を引き起こし悪性腫瘍やリンパ腫、またその他の重大感染症にかかり死に至ります。(ウイルスが活性化するまで1〜2年かかる場合もあります)

4.猫白血病の検査とは

ネコ

猫白血病にかかっているか検査する方法は、「血液検査」で簡単にわかります。

しかし、猫白血病ウイルスに感染したとしても陽性反応を示すまでに3週間〜1ヶ月程度かかります。よって猫白血病にかかっているかの確認は定期的に行う必要があります。

陽性がでたとしても決して諦めないでください。自身の免疫力が勝りウイルスを排除できる可能性も十分あります。落ち着いて経過を見守るようにしましょう。

幼少期のころは獣医師のもとしっかり検査をすることをオススメいたします。

5.猫白血病に有効な治療はあるのか

ネコ

猫白血病は早期発見できれば、「インターフェロン治療」によって発症を防げる可能性が高まります。

インターフェロンは注射と飲み薬で投薬し、効果としては免疫を活性化し抗ウイルス作用があります。

よって初期の段階で猫白血病ウイルスの可能性に気づき、検査、治療を行えれば治癒する可能性も高くなります。一度完治してしまえば、その後猫白血病ウイルスに感染することはほぼないと言われています。

しかし、発見が遅れ持続感染してしまった場合、現在猫白血病ウイルスを完全に取り除く治療はありません。そこからは対症療法や免疫力を高める治療を行い延命することしか出来ないと言われています。

6.猫白血病ウイルスに感染しないための予防とは

猫

猫白血病ウイルスは感染しても、自然治癒したり早期発見したら治療をすることができる可能性があります。しかし、手遅れになってしまうことも非常に多いです。

よって猫白血病ウイルスに感染すること自体を予防することが一番大切です。

6−1.室内、1頭飼い

感染経路は基本的にウイルス保菌者との接触によるものです。よって室内、1頭飼いで他の猫に触れ合わないようにすれば猫白血病の危険性はかなり減るでしょう。(母子感染などしていないことが前提)

6−2.予防接種

基本的に猫を飼われる方は「3種混合」といった猫風邪を防ぐ予防接種を行うことが多いです。猫白血病ウイルスに効果的なワクチンもあるため、室外飼い、多頭飼いの方は必ず行うようにしましょう。もちろん室内、1頭飼いの方も受けておけば、もし外にいってしまった場合などの予防になります。

ご自身の猫の飼い方で獣医師に相談し、必要な予防接種を受けるようにしましょう。

6−3.免疫力を高める

年齢にもよりますが猫白血病ウイルスに感染したとしても日頃から免疫力を高めていれば自然治癒する可能性が高まります。よってストレスのない健康的な食事を心がけましょう。ストレスは体内の活性酸素を増やし、免疫力を低下させます。また肥満などになると様々な病気のリスクが高まり、身体が弱まりやすいですよね。

日々愛猫のことを大事に考えた生活をしていれば、自ずと元気で免疫力の高い猫ちゃんに育つと思います。大切にそだててあげてください。

7.最後に

ネコ

今回は猫白血病ウイルス感染症について、感染経路や症状、対策や予防についてまとめてきました。

とにかく一番大事なのは「猫白血病ウイルス」を体内に取り込む要因を減らすということです。体内に取り込まれてしまったら手遅れだという意識の元、対策を打っていきましょう。

また、初期症状は猫風邪とほぼ変わらずそこから猫白血病であることを断定することは非常に困難です。

よって愛猫の日頃の健康状態をよくチェックし、異常が発生したらすぐに獣医師に相談するようにしましょう。どんな病も早期発見が一番です。

健康な愛猫との幸せなペットライフを過ごせることを祈っています。

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