猫にひっそり寄生するノミやダニの危険について

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ネコ

人間の目には見えない大きさの寄生虫やウイルスなどはどこにでも存在します。その中でも猫によく寄生する「ノミ」や「ダニ」。これらは目に見えることもありますが、よく観察しないと気づかないこともあります。

猫自身は寄生されていることに気づいても自分で対処することはできません。これらの寄生虫が様々な悪影響を及ぼします。

今回は猫に寄生するダニやノミについてまとめてみました。飼い主がしっかり予防、対策をしてあげましょう。

1.猫がノミやダニに寄生されるとどうなるのか

猫がノミやダニに寄生されるとどのような症状がでるのか、またどのような種類のノミやダニがいるのかなどについて説明したいと思います。

1−1.ネコノミ

一般的に猫に一番寄生すると言われている「ネコノミ」。犬に寄生するノミもネコノミの可能性が非常に高いです。

ネコノミは猫に寄生すると、猫の血を吸って成長し、1日数個〜数十個の卵を産みます。数匹のノミが寄生すると瞬く間に数が増えていきます。

暖かくなり湿気が増えてくる3〜9月にかけて繁殖しやすいと言われています。しかし、近年は家の中はある程度一定温度のため一回家で増えてしまうと、一年中増えていく可能性もあります。

1−2.ネコノミに寄生された猫にひそむ危険とは

ネコノミに寄生された猫は皮膚から噛み付かれて血を吸われます。

そうなると、かゆみや痛みからその傷口を手で擦ったり、舐めたりします。こうして出来た小さな発疹から皮膚炎につながったり、アレルギーなどに繋がります。そういった箇所が脱毛症になってしまう場合もあります。

また、舐めたりして体内に取り込まれたノミの中にいる「サナダムシ」がさらに体内に寄生し、下痢や食欲不振などに陥ることがあります。肛門から白い寄生虫のようなものが出てくることがあります。また、しきりに肛門周辺を気にして舐めたり、壁に擦りつけたりすることがあります。

1−3.マダニ

マダニは、1000種類ほど存在、かつ様々な環境に適応しどこにでも生息します。口先がノコギリのようにギザギザとして尖っており、かつ鋭い爪で猫にしがみつきます。その口先を皮膚に刺し、貫通し吸血します。

基本的にはネコノミと同じような時期に繁殖し、どんどん卵を産んで増えていきます。

1−4.マダニに寄生された猫にひそむ危険とは

マダニは口先が尖っており、そこから傷つけられた猫は皮膚炎を起こします。

また、猫ヘモバルトネラ症といった感染症にかかる可能性もあります。口先から猫の血液にマダニが持っている細菌が入り込み発症します。症状は、貧血や食欲不振などがあります。

1−5.耳ダニ

耳ダニというダニの一種で、猫の耳に寄生するダニも存在します。

猫の耳をめくって見てみると、黒い点々が存在すると寄生されている可能性があります。寄生された猫は外耳炎などになる可能性が高く、ダニが耳の奥までいってしまうと危険です。都度確認して、いるようであれば対策をしましょう。

2.猫がノミやダニに寄生されているか確認する方法とは

ノミやダニは非常に小さく、細かく観察しないと気づかないことがほとんどです。大量に寄生されている場合は、わかることがありますが基本的には飼い主がしっかり確認をしないとわからないことが多いでしょう。

基本的には、寄生されてからでは遅いです。常に寄生されていないことを確認してあげましょう。

2−1.ノミ取り用くし、ダニ取り用クシ

市販のノミ取り用、ダニ取り用の目の細かいクシで全身を毛繕いしてみましょう。

黒ごま程度のものが取れたら、濡れたティッシュの上に乗せてみましょう。赤褐色のような滲み方をしたら、それは血を吸ったノミやダニのフンの可能性があります。

2−2.皮膚を直接確認する

毛をかき分けて猫の皮膚を直接確認しましょう。赤い発疹などができている場合は、ノミやダニに噛まれて炎症を起こしている可能性があります。

2−3.注意点

猫にノミやダニがくっ付いているのを見かけたからといって、そのまま指で無理やり取ろうとするのは止めましょう。また、手に取り潰したりするのは止めましょう。

ダニの口先やつめ先は尖っているので吸血中だと皮膚をより傷つける可能性があります。また、潰すと卵が飛散する可能性もあります。

3.猫のノミやダニの対策、対処法とは

ここまでの説明でおわかりいただけているとは思いますが、ノミやダニが数匹でも寄生し始めると瞬く間に増えていきます。

まずはノミ・ダニ対策をしっかり行い寄生されないようにしましょう。

また、すでに寄生されていることが確認できた場合はすぐに対処してあげましょう。

3−1.フロントライン、アドバンテージプラス

猫のノミやダニを気にされる方は必ず聞いたことがあると思います。フロントラインやアドバンテージプラスは、スポットタイプの皮膚に直接塗るタイプの薬になります。

効果は、寄生されたノミやダニの駆除、また卵の孵化の阻害などを行います。

やり方は首筋に垂らすだけです。そうすると時間とともに全身に広がっていきノミやダニの予防ができます。

また、その他にもスプレータイプや飲み薬などもあります。獣医さんに処方してもらうようにしましょう。(副作用などが出る場合があるため)

うちの猫もフロントラインを使ってノミやダニから解放されました。

3−2.室内飼いにする

どこにでも存在するノミやダニ。やはり室外飼いをされている猫はすぐに寄生されて帰ってきます。

するとその猫から他の動物、また人間にも寄生する可能性があります。

極力室内飼いにして、ノミやダニが寄生する可能性を減らしましょう。

3−3.家の中は清潔にしよう

室内飼いだからと言ってノミやダニの恐怖がないかと言ったら大間違いです。

人間の洋服や身体についたノミやダニがそのまま猫に寄生する可能性も十分考えられます。

よって、日々部屋の掃除は心がけてノミやダニを減らすようにしましょう。

また、猫がよく休むスペースや寝るスペースなどは丁寧に掃除しましょう。既にノミやダニが寄生している場合は、そういったスペースに卵や成虫がいる可能性が高いです。

1匹いたら100匹いるくらいの気持ちで全体を掃除しましょう。バルサンなどは猫にとって非常に危険な成分が入っていますので避けましょう。

4.最後に

今回は猫に寄生するノミやダニについて説明してきました。

猫がノミやダニに寄生されると良いことがないことは理解いただけたかと思います。飼い主の方がしっかり確認し、対策、対処をしてあげましょう。

また、人間もノミやダニに刺されることがあります。殺人ダニと言われるような恐ろしいダニもいますし、様々な感染症の原因にもなります。

猫のためにも、ご自身のためにもしっかり対策をしましょう!

 

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