猫の鼻水やくしゃみ。7つの原因を知り、予防しよう!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ネコ

「くしゃん、ズルズル、くしゃん」

猫がたまに鼻水を垂らしながらくしゃみをしている姿を見かけます。人間のように激しいくしゃみではなく可愛らしくくしゃみをする姿を見ると可愛いと思ってしまいます。

ただそのくしゃみや鼻水をきっかけに病気が発覚したり、病気に繋がったりすることもあります。

今回は猫のくしゃみや鼻水の原因やそこからわかる病気などについてまとめてみました。愛猫に長生きしてもらうためにも注意深く観察しましょう。

1.猫の鼻水やくしゃみの原因とは

まずは猫が鼻水を垂らしたりくしゃみをする原因について説明していきます。以下のような可能性があります。

1−1.猫カリシウイルス感染症

猫カリシウイルス感染症にかかった猫は、鼻水やくしゃみをすることがあります。また、他にも発熱、口内炎、舌炎などの症状がでます。

これはいわゆる猫風邪の一種です。原因は、ウイルス感染している猫と直接触れ合ったり、触れ合った人についたウイルスから感染することがあります。また、ウイルス感染している猫のくしゃみなどのから感染する空気感染ありえます。

1−2.猫ヘルペスウイルス感染症

猫ヘルペスウイルス感染症にかかった猫は、基本的に猫カリシウイルス感染症と同様な症状がでます。ひどくなると角膜炎といった目の炎症や肺炎などの重大な病に発展する可能性があります。

これもいわゆる猫風邪の一種です。カリシウイルスは口腔内の炎症を起こす可能性が高く、ヘルペスウイルスは目の炎症を起こす可能性が高いと言われています。

原因は、ウイルス感染している猫との接触感染が主です。一度感染した猫は顔の神経の節にウイルスが残っている可能性があり、そこから感染する可能性があるとも言われています。

1−3.猫クラミジア感染症

猫クラミジア感染症にかかった猫は、目の結膜炎を起こすと言われており、その他の症状として鼻水やくしゃみなどを伴います。涙が止まらなかったり異常な色の目やにが出たりするので症状はわかりやすいと思います。ひどくなると、気管支炎や肺炎に繋がる可能性があります。

これもいわゆる猫風邪の一種です。上記3つの感染症のことを基本的に猫風邪と言います。

原因は、接触感染はもちろんですがその他にも母子感染などもあります。母親がウイルスを持っているとそのまま子猫にうつってしまい、産まれてまもなくして亡くなってしまうことなどもあります。

1−4.クリプトコッカス症

クリプトコッカス症に感染した猫は、膿んだ鼻水が出たり、くしゃみ、また神経系に異常が発生し痙攣などを起こすことがあります。

原因は、鳩の糞に非常に多く含まれるクリプトコッカスウイルスを体内に取り込むことで感染します。鳩の糞が付着した土や葉っぱなどから空気感染します。室外飼いの猫などは非常に注意が必要です。

1−5.猫白血病

白血病と聞いて驚かれる方も多いと思いますが、初期症状として鼻水やくしゃみがでることがあります。人間と同様で白血病は重病です。免疫力が低下し、白血病としてなくなることはなく、その他の腫瘍、内臓疾患、血液疾患などで亡くなってしまいます。

感染経路は、ウイルスに感染している猫の唾液、涙、糞尿、血液などに含まれるウイルスからと言われています。ウイルス自体を直接治療する方法は現在ないのですが、しっかりと免疫力を高めていけば治癒することもあると言われています。

1−6.猫エイズ

白血病と同様エイズと聞いて驚かれる方も多いと思います。猫にもエイズが存在し、人間が感染したら時と同様、不治の病と言われています。

猫エイズが発症した猫の初期症状として、猫風邪のような症状がでることがあります。最初は、ただの風邪かなと思っていても血液検査などをしたら結果エイズだったということがあります。

感染経路は唾液や血液などの直接接触や交尾などです。空気感染などはありません。

室外飼いの猫などは、野良猫と交尾や喧嘩などをした際に感染して帰ってくることがあります。感染していることがわかったら、ウイルスを広めないように外に出すのを抑えましょう。

1−7.様々なアレルギー

人間においても様々なアレルギーがありますが、猫にも存在します。花粉、ハウスダスト、ダニ、食べ物など様々なものにアレルギー反応を示す可能性があります。キャットフードを変更したら鼻水やくしゃみが収まったというパターンもありますので、病院で確認してもらうことをオススメいたします。

2.鼻水やくしゃみにおける予防、対策

ここまで猫における鼻水やくしゃみの原因について解説してきました。基本的には猫風邪の可能性が高く、こういったものは予防ができます。

2−1.予防接種を受けよう

人間でもインフルエンザの予防接種や幼少期における日本脳炎やおたふく風邪の予防接種など受けますよね。

猫も猫風邪の予防接種があります。一番一般的なのが「三種混合ワクチン」で必ず受けるべきと言われています。

また、五種混合ワクチン、七種混合ワクチンとさらにパワーアップした予防接種もあります。是非獣医さんと相談して受けるようにしましょう。

2−2.感染症にかかっている猫は隔離する

複数の感染症について説明をしてきましたが、主な感染経路はウイルス感染している猫からです。多頭飼いされている方などは、一匹の猫に症状が出始めたらかわいそうですが、他の猫に接触させないようにしましょう。

また、唾液や涙などからも感染する可能性があります。しっかり部屋の中を消毒し清潔に保つようにしましょう。

3.最後に

猫の鼻水やくしゃみの原因、また予防と対策についてまとめてきました。鼻水やくしゃみから発覚する重大な病もあることがおわかりいただけたかと思います。

人間はちょっと鼻水やくしゃみがでただけで病院などにはいきませんが、猫はそれが重大な病の早期発見になる可能性もあります。長引く鼻水やくしゃみは特に注意をしましょう。

うちの2歳で亡くなった猫は、猫エイズ、猫白血病ともに感染していました。猫を譲りうけた時、生後3ヶ月程度でしたが、最初から鼻水とくしゃみをしていました。最初はただの猫風邪だと思っていましたが、後々ウイルスに感染していることがわかりました。

「もっと早くわかっていれば、多くの対策を講じられたかもしれない」と後悔したこともあります。

鼻水やくしゃみだからと言って簡単には考えず、しっかり観察しひどい場合は病院に連れて行くようにしましょう。

 

関連記事として、

猫にひっそり寄生するノミやダニの危険について

猫の便秘。病気の可能性も?7つの原因と5つの対策を知ろう!

猫の目やには病気のサイン?色や量など様々な特徴から判断しよう!

猫の去勢や避妊はすべきなのか!?メリットとデメリットを知ろう!

猫の嘔吐は生理現象!しかしその嘔吐が病気のサインかも!

気になる猫の口臭!原因をしっかり特定し、対策をしよう!

こちらも併せてご覧ください。

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。