犬の去勢において知るべき「必要性・メリット・デメリット」とは?

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様々な動物を飼い始める時に、去勢や避妊をすべきなのか迷いますよね。犬を飼われている方もそうだと思います。

犬は去勢、避妊をすべきなのでしょうか。

今回はオス犬の去勢についてまとめてみました。メリットやデメリット、また去勢するのであればどのような時期が良いのかなど説明していきます。

飼い主の方が去勢の必要性やメリットデメリットを理解し、対応方法を決めていきましょう。

1.オス犬の発情期について

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オスの犬は男性ホルモンが生後5ヶ月〜12ヶ月程度で出始め、性成熟を迎えます。

もちろん個体差はありますが、生後1年前後でもう赤ちゃんを作れる体になるわけです。人間とは異なりとても早いですよね。

オス犬はメス犬の発情フェロモンに誘われて発情します。メス犬は生後4ヶ月〜12ヶ月程度で人間でいう初潮を迎え、生理(ヒート)が訪れます。その後すぐに妊娠が可能な体になります。そうなったメス犬は年間に2〜3回程度の発情期を迎えます。すると発情フェロモンを放つようになります。

オス犬は発情フェロモンのニオイを数キロ離れていても感じることができると言われています。よって外で散歩させている時に発情する時もありますし、家の中でも外からのニオイを感じて発情期に入ります。

2.オス犬の発情期の行動とは

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オス犬の発情期の行動としては以下のようなものがあります。

・いつもと異なる鳴き声で鳴いたり、吠える

・マウンティング(人間の足やメス犬に見立てたぬいぐるみやおもちゃなどに腰を振る行為)

・マーキング(尿スプレーとも言い、メス犬に向けた自己アピール)

・食欲不振

・イライラや凶暴化

発情期に入っているオス犬はそこで繁殖ができないストレスから様々な行動を起こします。散歩中などに通りすがりの他の犬に向かっていきなし走って向かっていき、腰を振り始めたり、家の中でのマーキング行動は困りますよね。

3.オス犬の去勢のメリットとは

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では去勢するメリットとはどういったものがあるのでしょうか。

・勝手に妊娠させることがない

・発情期のストレスから解放される

・マーキング行動が減る

・生殖器関連の病気の可能性が減る

犬を飼い始めて子犬を産ませようと考えていない方にとっては非常に良いメリットが多いと思います。どんな動物もそうですが、繁殖という人生の大きな目的のために生活をしています。

それが果たせない状況なのに、毎回繁殖期を迎え、交尾ができないのは非常にストレスになります。そういったことから解放してあげるのは犬のためにも良いのかもしれません。

また、前立腺肥大などの前立腺関連の病気や、睾丸腫瘍などの可能性が減ります。病気のリスクが減るのは非常に良いことですね。

4.オス犬の去勢のデメリットとは

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では去勢のデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。

・子供を作ることが絶対にできない

・去勢手術における死亡や感染症などのリスク

・男性ホルモンが減り、太りやすくなったり性格が変わる可能性がある

一回去勢をしまったオス犬は絶対に子供を作ることはできません。これはどんなに後悔しても去勢手術をしてしまったら手遅れです。

また、去勢手術は基本的に全身麻酔をかけて精巣を全摘出します。全身麻酔は人間でもそうなのですが死亡のリスクがあります。しっかり獣医さんとそのリスクのことについて会話をし、飼い犬が問題なく手術をうけられるか確認をしてもらいましょう。そして手術後の傷口からの感染症などについても獣医さんに確認しましょう。

そして、去勢後は男性ホルモンが減り、ホルモンバランスの変化から太ったり性格が変わったりすることがあると言われます。私の印象ではあまり性格が変わったということはありません。また食事量の調整をしっかりすることでそこはケアできると思っています。

5.オス犬の去勢手術はいつ行うべきか

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基本的には性成熟を迎える前に行うべきだと言われています。よって個体差はありますが、5〜12ヶ月程度で行うのがベストでしょう。発情期を迎える前に去勢をしておけば、発情期の感覚を知らずに成長ができるから良いのかもしれません。

赤ちゃん犬の時に一度獣医さんに診てもらい、去勢手術の時期は相談をすべきです。となると基本的に飼い始めたらすぐに一度病院に行くことをオススメいたします。ただ、去勢手術はその時期に行わず、年を取ってからでもできます。発情行動にお困りのようであれば獣医に相談しましょう。

6.オス犬の去勢手術にかかる費用は

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地域やかかる病院によって変わりますが、1万円〜2万円程度になります。精巣の状態によっては開腹手術を行わないといけない可能性などもあり、値段は変化します。

基本的には日帰りで手術ができますが、術後の経過によっては1泊させる必要がある可能性もあります。

また、犬の去勢については国から助成金が出る地域があります。住んでいる地域のホームページや役所などで確認をしてみましょう。5000円前後の助成金がもらえる可能性もありますので是非チェックしてみてください。

7.最後に

ここまでオス犬の去勢について説明をしてきました。飼い犬の去勢の必要性やメリット・デメリット、また手術費用など様々な観点から去勢を行うか考えましょう。

去勢については様々な意見があります。去勢すべきという意見もあれば、しないほうが良いという意見もあります。それはそれぞれの飼い主の方の意見であり、また環境の差もあります。

是非ご自分の意見をしっかり持って、大切な犬の今後を考えてあげてください。

 

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