犬に寄生するノミ。ノミは犬にどんな悪影響を及ぼすの!?

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イヌ

犬に寄生するノミは、犬に様々な悪影響を及ぼします。また、犬だけでなく人間にも寄生する可能性があります。

今回はノミが犬に及ぼす悪影響についてまとめてみました。

様々な症状からノミに寄生している可能性を探り、愛犬の健康維持に役立てていただければと思います。

犬のノミ対策や予防については、こちらの記事を御覧ください。
犬に寄生するノミ。徹底した予防と対策が必要不可欠!

1.犬に寄生するノミとは

ネコノミ

 

 

ノミには全世界で1000種類以上存在し、日本では100種類存在すると言われています。

その中で、犬に寄生するほとんどのノミが「ネコノミ」と言われています。

ネコノミ?と聞いて、猫に寄生するノミなのかなと思われがちですが、犬にも人間にも寄生します。「イヌノミ」というノミもおり、犬・猫に寄生するのですが近年はほとんど犬・猫から採取されることはないそうです。

ノミは羽がないのですが、脚力がものすごく発達しており体長が2mm〜3mmに対し、40cm〜50cmジャンプすると言われています。犬・猫の体や人間の足に寄生することが多いです。

2.ノミが発生しやすい季節とは

犬

ノミは暖かく、湿気の多い季節に発生しやすいと言われています。日本だと3〜10月頃は発生しやすくなっています。

では「冬はいないのか?」と言うと冬でも存在します。

冬場は家の中が暖房で暖かくなり、乾燥を防ぐために加湿器などで湿度を高めます。よって家の中にノミが存在する場合は、1年中で卵を産み増え続けます。

3.ノミは1匹いれば、日々ものすごい勢いで増えていく

増殖

ノミは犬や人間に寄生し、血を吸って過ごしています。

雌ノミが犬に寄生し吸血した後、雄ノミと交配します。その後2日以内に10〜20個の卵を産みます。その後孵化し、成虫に成長していくのですがそのサイクルが1ヶ月かからずに回っていきます。

よって1回卵を生まれてしまうと、一ヶ月後には日々10〜20匹成虫になるという恐ろしい状態になってしまいます。

1匹のノミを見つけた場合、そのノミだけを退治して安心してはいけません。そのノミが産んだ可能性がある卵、また幼虫を全て駆除をしなければ増殖を止めることはできません。1匹いたら100匹の予備軍が存在すると認識するようにしましょう。

4.犬がノミに寄生されるとどのような被害があるのか

イヌ

犬がノミに寄生し吸血することで、様々な悪影響を及ぼします。

4−1.ノミアレルギー性皮膚炎

ノミが吸血する際に皮膚に唾液がつきます。その唾液がアレルギー反応を示し、かゆみ・発疹・脱毛症などを引き起こします。重症の場合は、貧血などを起こすと言われています。

4−2.瓜実条虫症(ウリザネジョウチュウショウ)

ノミの体内には瓜実条虫(サナダムシ)が潜んでいる可能性があります。

ノミに寄生された犬はかゆい部分を舐めたり、噛んだりします。その際にノミを体内に取り込んでしまい、その中にいる瓜実条虫が存在すると瓜実条虫症にかかる可能性があります。

基本的には無影響の寄生虫とは言われているのですが、この寄生虫が肛門から出てくる際、肛門周辺に痒みを感じしきりに舐めたり気にすることが多いです。肛門からは白い糸のような虫が出てくるため、飼い主が驚かれることも多いです。腸内に大量の瓜実条虫が存在すると、下痢などの症状が出ることもあります。

4−3.その他の様々な弊害

人間にとってもそうですが、かゆみは非常にストレスになります。犬は自身でかゆみの対策をすることが出来ません。よってひたすら舐めたり掻いたりすることでやり過ごしますが、それが皮膚炎を悪化させます。

また、皮膚には毛艶がなくなり可愛い愛犬の見た目が良くなくなってしまいます。

一番恐ろしいのは、ノミが媒介して様々な病原菌が愛犬を襲う可能性があるということです。病気の犬や猫の血液を吸い、そのまま他の犬に噛みつくとその病気に感染してしまう可能性があります。

5.犬がノミに寄生されているか確認する方法

イヌ

ノミに寄生されると様々な悪影響が出ることが分かり、みなさん愛犬がノミに寄生されていないか心配になられた方も多いかと思います。

そんな方々は以下の通りチェックをしてみてください。

5−1.用意する物

・目の細かいクシ

・濡れたティッシュ

5−2.確認タイミング

・散歩やドッグラン後(特に日の当たらない草むらなどに入った時)

・皮膚をしきりに気にし、舐めたり掻いたりしている時

5−3.確認方法

犬の全身の被毛を目の細かいクシでといでいきます。細かいクシですので様々な異物が取れることが多いと思います。ノミは逃げ回ることが多いので、ノミ自体をそのまま採取することはなかなか難しいです。

その異物の中に「黒いかたまり」のようなものが存在したら、そのかたまりを濡れたティッシュの上に置いてみましょう。

そのかたまりの周辺が赤褐色に変わると、それは吸血後のノミのフンの可能性が高いです。そのような犬はノミに寄生されている可能性があります。

6.もし犬がノミに寄生されていたとしても

犬

上記の確認方法によりノミに寄生されていることがわかったり、また実際にノミがくっついているところが見えたとしても飼い主は慌てないでください!

ノミに寄生されていることがわかったら、必ず病院に連れて行くようにしましょう。そこで現在の状況をちゃんと把握し、予防・対策をするようにしていきましょう。

また、ノミを見つけたら絶対に潰さないようにしましょう。そのノミが卵を抱えている可能性があり、潰すとその卵が飛散することがあります。そうするとさらにノミが増えてしまう可能性があります。

7.最後に

ここまで、ノミが犬に及ぼす悪影響やノミに寄生されているかの確認方法などについてまとめてきました。

人間はノミに噛まれるとちょっとした痒みが出る程度で終わってしまうことが多いですが、犬はその痒みが更なる悪影響に繋がる可能性があります。

ノミを駆除することは簡単なことではありません。日々、ノミがついていないか確認をし、もしついていたらすぐに対処できるようにしましょう。

そうすることでノミの増殖を抑え、愛犬をノミから守っていきましょう。

 

犬のノミ対策や予防については、こちらの記事を御覧ください。
犬に寄生するノミ。徹底した予防と対策が必要不可欠!

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