犬に寄生するダニ。様々なダニにおける対策、予防を徹底しよう!

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いぬ

犬の飼われている方は、ダニの対策をしていますか?

人間はダニに噛まれるとすぐに症状に気づき対策をします。痒みやちょっとした痛みが出たら気になりますよね。

しかし、犬はダニに噛まれても飼い主が気付いてあげないと対策をすることが出来ません。

今回は犬に噛みつくダニについてまとめていきます。ダニに噛まれた際の対処法やダニに噛まれないための対策について飼い主が知ることで、愛犬の健康を守っていきましょう!

1.犬が噛まれる「マダニ」とは

ダニにも様々な種類がありますが、その中でも犬に悪影響を及ぼすダニの一種が「マダニ」です。

マダニは日本だと暖かくなる3月から11月頃に活発的に活動します。しかし近年は冬の時期にも活動しているマダニもいるそうです。

体長は2、3mm程度から1cmくらいの大きさで、人間の目で確認することもあります。

基本的には屋外で活動し、山や河川近くなどの自然が多い箇所に生息しますが、大きい公園や家の庭などにも存在する可能性があります。草木が生えているところには存在する可能性があると思っていて良いでしょう。散歩やキャンプなどに行った時は場所によっては注意が必要です。

マダニはノコギリのような口先を動物の皮膚に刺し吸血します。よって犬や猫、はたまた人間まで刺される可能性があります。

2.犬がマダニに噛まれてしまうと

犬がマダニ噛まれるとどのような症状が出るのでしょうか。

2−1.アレルギー性皮膚炎

マダニが吸血する際に、唾液が逆流し犬の体内に入ります。その唾液がアレルギー反応を起こすアレルゲンとなりアレルギー性皮膚炎を引き起こします。

症状は、強いかゆみ、噛まれた部位の痛みが出ます。

2−2.貧血

マダニは自分の体重が200倍以上になるほどの血液を吸うと言われています。よって大量のマダニに噛まれると貧血になることもあると言われています。

2−3.二次感染

マダニが持っている病原菌が犬の体内に入ってしまい感染症にかかってしまう二次感染があります。人間でも感染症を持つ人間の血を吸った蚊に刺されて発症するデング熱などが流行しました。

マダニも蚊と同様で病原菌を運んでいる可能性があり、そのマダニに噛まれると感染してしまうのです。

以下のような感染症があります。

・ライム病

・重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

・バベシア症

・日本紅斑熱

・エールリヒア症

・Q熱 など

これらの感染症は、様々な体調不良を引き起こします。また、中には感染症にかかってしまったら完治することのできなかったり、症状がひどい場合は急死する可能性もあります。

基本的に潜伏期間が数日間があるため、噛まれている可能性がある場合はこういった感染症のリスクもあることを理解し、病院につれていきましょう。

3.マダニに噛まれないための予防とは

基本的に屋外の自然の多いところに生息している場所にいった後は愛犬の体にマダニが付いていないか確認をすることが非常に大切です。日々の散歩の時も、草むらに入っていったりした場合はチェックしてあげると良いでしょう。

また、フロントラインなどのダニ予防薬を塗ることでダニを殺し、予防になったりします。

注意点として、もしマダニが犬の皮膚にくっついていたとしても絶対に潰さないようにしましょう。吸血中であれば、ノコギリのような口先を皮膚に刺しています。それをいきなり引き剥がすと口先が皮膚に残ってしまい炎症がひどくなる可能性があります。

飼い主はマダニを見つけてもまずは落ち着き、すぐに病院につれていくようにしましょう。

4.犬の皮膚に潜り込む「ヒゼンダニ」とは

ヒゼンダニは顕微鏡を使用しないと見えない大きさで、皮膚にトンネルを空け角質層という場所まで潜り込んできます。そこで皮脂を食べることで成長していきます。数週間体内に滞在し、そこで破壊した皮膚や糞などから炎症反応を起こし、「疥癬」という病気を引き起こします。

季節や犬種に関わらず寄生される可能性があり、接触感染がほとんどです。よって1匹の犬が疥癬を起こすと、疥癬を起こすまでに触れ合った動物(人間含む)に感染してしまう可能性があります。

5.犬がヒゼンダニに寄生されると

ヒゼンダニが皮膚に潜伏することで炎症が起きますが、どのような症状がでるのでしょうか。

・ひどい痒み

・発疹

・フケ

・脱毛

・かさぶた(毛の少ない部分) など

強烈な痒みを伴うため、前足、後足を使って掻いたり舐めたりします。すると皮膚が傷つけてしまい、さらにひどい皮膚炎を引き起こす可能性もあります。

6.犬がヒゼンダニに寄生されないための予防とは

ヒゼンダニはすでに寄生している動物と接触しなければほとんど感染しません。よって多頭飼いの方は1匹症状が出た場合は、隔離することが大切です。

ヒゼンダニは動物の体を離れると1日程度で死んでしまいます。よって家の中を清潔に保つことで、落ちたヒゼンダニを駆除するようにしましょう。

また、フロントラインなどの予防薬も効果的です。

7.犬の耳に寄生するダニもいる?

ヒゼンダニの一種で、「耳ヒゼンダニ」という犬の耳に寄生するダニも存在します。耳の垢などを食べて寄生します。

症状は以下のようなものがあります。

・黒い垢がたまる

・強い痒み

・悪臭 など

耳をしきりに気にしたり、掻いたりするため耳が傷つき他の病気を引き起こす可能性もあるので注意が必要です。

8.最後に

ここまで、犬に寄生するダニについてまとめてきました。犬に寄生するマダニやヒゼンダニが及ぼす悪影響を理解し、対策、予防をしてあげましょう。

ダニを予防するための予防薬としてフロントラインをあげましたが、病院にいかないと基本的には買えない薬です。よって愛犬のことを大切に思い、ダニの予防を考えるのであれば病院で一度皮膚の状態などの確認を含めて診断を受けてみましょう。

もし、ダニに感染している可能性があると感じたらご自身で判断するのではなく、まずは獣医師に相談するようにしましょう。早期の発見が二次感染などの予防などにも繋がります。

可愛い愛犬のためにダニ対策・予防を徹底し、健康に過ごせることをお祈りいたします。

 

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