ペットの死によるペットロス症候群。長引かせない5つの克服方法とは?

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犬と猫

バブル期あたりからペットブームが始まり、現代においても空前のペットブームと言われています。周囲の人を見てもほとんどの人が何かしらのペットを飼っていますよね。

猫、犬、うさぎなどの小動物からヘビ、昆虫などに至るまでペットにしている方がいらっしゃいます。どんな動物を飼っていても飼い主にとってはペットは家族です。

しかし、人間でもそうですが動物には必ず「死」が訪れます。ペットを飼っている方が多い現状、ペットが亡くなってしまって「ペットロス症候群」と言われる精神状態におちいる人が多くなってきております。こうなってしまうと日常生活に支障をきたすこともあります。

ペットを飼われている方、またこれから飼おうとおもわれている方は必ず「死に対する覚悟」が必要になります。「自分は大丈夫」と思っている方も絶対に一度はこのような精神状態になります。今回はそれを克服する方法についてまとめていきたいと思います。

ペットロス症候群にかかりやすい人とは?

ペットと飼い主

ペットを飼っている方は、誰もがペットロス症候群になる可能性がある思っていてください。しかし、その症状や期間は人それぞれですが以下の方々は特に症状が大きく期間も長くなります。

1.一人暮らしでペットを飼っている方

特にペットロス症候群にかかりやすいのは一人暮らしでペットを飼われている方です。家族を失ったり、独り身で過ごしている方は家の中で一人でいるのは寂しく、その寂しさを紛らわすためにペットを飼います。そのような状況で飼われた方はペットが亡くなってしまった時の精神的負担は非常に大きいです。こういった方は非常に要注意です。

2 .自責・後悔の念にかられることが多い方

動物には必ず寿命があります。「死」は必ず訪れるもの。しかしペットが亡くなった時「私があの時ちゃんと世話をしていれば」「なんであの時病院に連れて行かなかったんだ」と後悔し自分を責める傾向があります。

日頃から仕事などでこのように自責・後悔の念にかられることが多い方は、ペットが亡くなった時にも自分を責める傾向が強いため、中々ペットロス症候群から立ち直ることが出来ません。

3.1匹しか飼われていない方

ペットを1匹しか飼われていない方も非常に危険です。その子に対する依存度は上がり、その子がいなくなってしまった場合の精神的負担は非常に大きいです。

4.初めてペットを飼われた方

幼少期は家の環境などでペットを飼えなかった方も多くいらっしゃると思います。そういう方はペットを飼った時の楽しい日々を想像し、大人になって念願叶って初めて飼うことになります。長年の思いが叶い飼い始めた方は特にその子に対する思いやりは強いと思います。その子が生活の中心となってしまう方がほとんどだと思います。その生活の中心を失ってしまうと心のダメージが大きいです。

 

ペットロス症候群の症状とは?

悲しみ

上記にあげたような方は特にペットロス症候群にかかりやすい傾向があります。しかし、上記にあげらていない方についても必ず同様の症状がでると思います。なぜなら誰にとってもペットは「家族」だからです。家族が亡くなって悲しくない方はいないはずです。

ではどういった症状がでるかについて触れていきたいと思います。

1.精神的な症状

精神的な症状として以下のようなものなどがあげられます。

・不安感
・涙が止まらない
・パニック状態
・集中力の低下
・悲壮感
・無気力
・うつ状態

2.身体的な症状

身体的な症状として以下のようなものなどがあげられます。

・めまい、吐き気
・胃腸の乱れ
・睡眠障害
・摂食障害
・幻覚や幻聴
・頭痛
・発熱

ペットロス症候群の克服方法

時計

上記で様々な症状がでることがお分り頂けたと思います。精神的な症状が最初に出て、それをこじらせ身体的な症状にまで至っていきます。

ペットを失った際に身体的な負担を極力出さないように回復するには以下のことが必要になります。

1.思いっきり涙を流そう

ペットが亡くなった時は思いっきり涙を流しましょう。1日中泣いていても良いくらいだと思います。

涙を流すという行為は非常にストレス発散になります。涙にはストレスホルモンが含まれておりそれを体外に放出することで身体への負担を減らすことができます。ここで泣くことを我慢してしまったらストレスが蓄積され身体へ大きな負担となってしまいます。

楽しかった思い出や感謝の気持ち、またペットへの後悔などを含めて我慢をせずに一気に泣きましょう。

2.ペットの死を受け入れ、自分を責めるのをやめよう

いくら涙を流して心が落ち着いたとしても悲しい気持ちや「あの時ちゃんと病院に連れていけば」などといった自責・後悔の念は断ちませんよね。しかしそれをいつまで悔やんでいてもしょうがないです。

動物には「寿命」が必ずあり、いずれ「死」を迎えます。これは絶対です。よってその子が死んでしまったのは貴方のせいではありません。その子が生まれ持った運命で仕方がないものなのです。誰にもどうしようも出来ないものを悔やんでもしかたがありません。

大切に飼われていたペットは確実に感謝しています。天国から悲しみにくれ責めている貴方のことを見て逆に悲しむと思います。ペットのためにもしっかりと死を受け入れていきましょう。

3.大切なペットとのお別れ

人間は亡くなったら生前親しかった方や家族含めて葬儀を行います。そこでしっかりと供養してお別れをしますよね。

ペットも家族ですので、葬儀をし供養してもらいましょう。決別の時を手厚く行うことで、そのペットへの感謝を伝えることにもなり自分の気持ちの整理にもなります。

4.一人で抱え込まないようにしよう

最愛の家族との決別をしても悲しみは中々消えません。ただこういった経験はペットを飼われている方には必然と訪れます。周囲にペットを飼われている方はたくさんいるし、かつペットロスを経験したことがある方もいると思います。そういう方と気持ちを共有しましょう。同様の経験を過去にした人は同じ経験で苦しんでいる方を確実に助けてくれます。そういう方がいらっしゃらない場合は、通っていた動物病院の先生と会話をしてみるのも1つの手です。

またどうしても精神状態が不安定でままならない方は病院にいきましょう。ペットロス症候群は精神的な病の1つだと思います。病を治すのは医者の仕事ですので、心療内科や精神科を受診してみましょう。

5.次なる人生を歩むことを決意しよう

ペットが亡くなってからペットロス症候群になり立ちなおるまでにかかる時間は個人差があります。よって1歩1歩確実に心の整理をしていきましょう。じきに楽しかった日々を大切な思い出として受け入れることが出来ます。

大切なペットは旅立ちましたが、あなたは生きています。よって次なる人生を歩んでいきましょう。

私としては再びペットを飼うことをオススメします。ペットロスから立ち直れたとしてもペットがいない寂しい状況は変わりません。大切なペットが亡くなった時に、「こんな辛いをするのなら二度と飼わない」と思いました。しかしその寂しい状況を解消してくれるのはペットを飼うなのではないかと考えています。

一度ペットロスを経験し、自分を責め後悔したあなたは確実に人間として成長しています。そうなると新たに飼うペットをさらに大切に育てることができると思います。また、そういう姿をみて天国にいったペットは確実に喜ぶと思います。

しかし「どうしてももうペットを飼いたくない」「ペットが死んでしまうのは耐えられない」という方については、ペットがいない生活に徐々に慣れていきましょう。そしてペットを飼っていた時と同じように楽しい日々を過ごせるようにしましょう。それが亡くなったペットにとっては一番の供養になるのです。ご主人様の悲しい姿は望んでいません。

 

ここまでペットが亡くなってからペットロス症候群となりそれを解消するにはということでまとめてきました。

私がペットロスから立ち直るきっかけとなった知人からの言葉を紹介します。それは「大切に飼われてきたペットはどんなことがあっても育ててくれた家族に感謝をしています。そして天国からあなたたちの幸せを願っています。」というものです。家族の一員なのですから家族の幸せを願うのは当たり前ですよね。

ペットが亡くなった時に多かれ少なかれ訪れるペットロス症候群。自分のため、また天国にいるペットのためにも1歩1歩確実に克服し、幸せな人生を送れることを願っています。

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